新港エリアにオープンした『フェリシモ・チョコレートミュージアム』を見てきました。
神戸市中央区新港町7-1
『チョコレートミュージアム』があるのは、新港町にある「フェリシモ本社ビル」。お隣は、先日オープンした水族館「アトア」です。
海をはさんで西にメリケンパークという立地で、奥にポートタワーが見えてます。
通販大手「フェリシモ」の本社ビルで、入口が2つありますが西側(アトア寄り)が来館者用です。
ミュージアムは「2階」、ガラス張りのビルなので外からも少し中が見えてます。
ミュージアムの入口です。チョコレート色の壁に沿って中へ。
足を踏み入れると、まずチョコレートの香りがお出迎え。
チョコレートの製造過程で出る「カカオの種皮」が展示されていて、ちょっとチョコレートが食べたくなります。
次にくるのが、常設展のエリア。
このミュージアムはチョコの「パッケージ」に特化した展示で、兵庫・三田市の有名店「パティシエ エス コヤマ」のパッケージが年代順にずらっと並んでます。
なぜ「チョコそのもの」ではなくて「パッケージ」なのか?
パッケージには、ショコラティエの想いや創造性が詰まっていて、それを「アート作品」として広めたいと考えたんだそうです。
ここでは、なんでこういう形にしたのか?という作り手の想いも知ることができるようになってます。
こちらは、一般のコレクターや企業などから提供をうけた1万2000点のパッケージが壁いっぱいに並べられられたエリア。
棚板がガラスになっているので、上の方のパッケージは見上げて楽しめる形になっています。
南アフリカやスロベニアなど、普段見かけないような国のものから、駄菓子系のチョコレートまでいろいろあるので、上から下までじっくり時間をかけてみると「おっ」というデザインに出会うかもしれません。
たとえば、これはフランスの「ネギュス」という老舗チョコブランドのパッケージ。
グリーンの丸い缶は、パリの蚤の市に100年前のものが並ぶほど永く愛されてるものなのだそう。世界のチョコブランドを知る機会にもなりそうです。
パッケージだけでなくチョコレートと縁のあるファッションブランドや、アーティストとコラボした企画展も。
現在開催中のものについては、こちらの記事で紹介してます。
外から見えていたところは「休憩スペース」のようになっていて、イスに座ったりチョコレートに関する本も自由に読めます。
壁には、巨大なチョコレートモチーフがあってフォトスポットになってます。
割れた形のものだけではなく、ひとかけらずつ外せるので、数人でいろんな写真を撮ってみるのも楽しいかと。
出口には、チョコレートのパッケージを収集するボックスが設置されてます。
これぞ!というパッケージを見つけたら、持ち込んでみてはいかがでしょうか。
「ミュージアムショップ」は、出入口の横にあります。
「チョコを描くのにぴったりな色えんぴつ」など、ミュージアムやチョコにちなんだものがいろいろと並んでます。
食べる以外のチョコレートとのつながりを楽しむミュージアムですが、やっぱり食べたいチョコレート。
この道20年以上、世界30か国を飛び回るフェリシモのチョコバイヤーさんが厳選した、オランダや南アフリカのチョコレート、限定のロゴ入りチョコなどが販売されてます。
ちなみに、このショップは入館しなくても利用OKとのこと。贈り物探しにもいいかもしれません。
このビルには「ワイン醸造所」がオープンし、来年には同じ2階に「レストラン」もできる予定。
同じ新港エリアには水族館「アトア」や「神戸みなと温泉 蓮」などもありますし、いろいろ回りつつ楽しめるんじゃないでしょうか。
【スポット名】フェリシモ チョコレート ミュージアム
【ジャンル】ミュージアム
【料金】一般1500円/学生1200円/小学生500円 【2022年3月21日購入分まで記念価格】一般1000円/学生800円/小学生300円
【住所】神戸市中央区新港町7-1 Stage Felissimo2階
【電話番号】–
【営業時間】11:00~20:00(日曜日は18:00まで)
【定休日】月曜日
【リンク】公式サイト
【駐車場】なし
※紹介した情報は、記事執筆時点の情報です。また、神戸市内の開店・閉店情報、イベント、街の変化など、情報を求めています。ぜひ情報提供をお願いします。※自分のお店でもOKです。
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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