
隣の『③錯視の世界』へ。「錯視(さくし)」とは、目で見たときに実際とは違う感じに見える心理現象のこと。カンタンに言えば「目の錯覚」です。

たとえばこの壁画。遠近の関係でテーブルの上の人物は小さく、手前の人物は大きく見えます。

「マジックテーブル」では、テーブルの上の箱の中から女の子が顔を出していますが、なかなかショッキングな絵づらになってます。もちろん、これも錯視。

次の『④錯覚・脳のトレーニング』でも存分にダマされちゃいます。女の子は鏡の前に立っているようですが、なぜか女の子だけが映っていません。怖っ!
このホラー映画のようなカラクリもぜひ現地で確かめてみてください。

次は、この絵の中の歩いているおじさんは、誰が一番背が高いか、というクイズです。まぁ、これぐらいは見破らないと。

でも、見事にやられました。ヒントはこのプラ板。もう、自分の目がポンコツなんじゃないかと自信を失います。あと、目の錯覚は凝視したら何とかなると思っていましたが、何ともなりません。目が馴れてきたら分かるという話でもないようです。

この雲の絵は、右隣の回転する渦巻模様を15秒ほど見た後で眺めると、雲が動いているように見えます。ほかにも錯覚を利用したいろんな絵や部屋があるので、ぜひ実際に試してみることをおすすめします。
神戸ジャーナル 編集部
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