「認知症神戸モデル」が認知症新薬『レカネマブ』に対応した制度に変更されてる

神戸市では、認知症の早期受診を支援するため、自己負担なく認知症の検査を受けられる「認知症診断助成制度」を2019年から実施しています。

2023年12月に発売開始された認知症新薬『レカネマブ』にも対応した形で、認知症神戸モデルの制度内容を4月1日より一部変更。

認知症神戸モデル「診断助成制度」とは…
地域の身近な医療機関で認知症の疑いの有無を判断する「認知機能検診」(第1段階)と、専門の医療機関で認知症かどうかと病名を診断する「認知機能精密検査」(第2段階)を組み合わせた2段階方式の診断を自己負担なし(※)で受けられる制度。
※第1段階は、受診券があれば無料。
※第2段階は、保険診療で受診し窓口で支払った自己負担分を、後日、市から助成。(要申請)

『レカネマブ』は、アルツハイマー病の原因に直接働きかけ、病気の進行自体を抑制する薬だそう。

認知症新薬「レカネマブ」の投与を希望する場合は、まずは申し込みのうえ、第1段階を受診し「認知症」の疑いの有無を判断した上で、症状が比較的軽く、問診や医師の診察により『レカネマブ』が適用される可能性があると判断された場合に、第2段階を受診できる仕組みとなります。

第2段階で行う『レカネマブ』の投与対象かどうかの診断を含む「認知症の検査費用」を全額助成されます。

申し込み方法
①インターネット
認知症神戸モデル特設サイトより

②申込書の郵送・FAX
神戸市行政事務センター神戸モデル診断助成の係
送り先:〒650-8526 神戸市中央区伊藤町111神戸商工中金ビル4F
FAX:078-381-6675

③電話
神戸市総合コールセンター:0570-083330(年中無休9:00~21:00)
※申込書はあんしんすこやかセンター、実施医療機関、認知症神戸モデル特設サイトで入手できます。


レカネマブについての詳しい情報は、厚生労働省のホームページで確認できます。

第1、第2診断をおえた後の治療費(レカネマブの薬代等)は、助成の対象外になるのでご注意ください。

 

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