続いて、東側のエリアを見ていきます。このエリアは砂浜がかなり広い。
障がいを持つ人・子ども・お年寄り、みんなが海水浴を楽しめるビーチにしようと行われている「須磨ユニバーサルビーチプロジェクト」の詰め所を見つけました。
「須磨ユニバーサルビーチプロジェクト」の代表をしているポジティブモンスター「木戸俊介(公式サイト)」さん。交通事故で下半身が完全麻痺して車椅子生活をしています。
リハビリや再生医療の情報を発信する「Re:Walk Project」や、障がいを持つ人・子ども・お年寄りみんなが海水浴を楽しめるビーチにしようと「須磨ユニバーサルビーチプロジェクト」をしています。
「大変ですね」と声をかけがちなところ、不思議ですが、なぜかそういった気持ちは一切湧いてこない。話していてもポジティブ&アクティブ。
どうやったらみんなが海を楽しめるかというと、こちらの「ビーチマット」がポイントになってまして、こちらの上を通って行くと、車椅子でも自転車でも徒歩でも誰でも海まで行けるんです。
さらに、こちらの「水陸両用車椅子」を利用すると、陸から海までそのままいけちゃいます。海でも浮く仕組みになっていますので、これまで海に入ったことがない人や海を諦めていた人も、これを使えば海を楽しめます。
こんな感じで押していくと、多少の「砂の上」感があるだけで、かなりスムーズに海まで。
もちろん、車椅子や電動車椅子の人も自力で走行できるほどの安定感がありますので、海に入るまではせずとも、海を近くで見たいって人にも便利ですよね。
土日祝を中心に「須磨ユニバーサルビーチプロジェクト」を行っていて、現時点での予定は下記の通り。ボランティアスタッフも募集していますので、協力できる人は、ぜひ手伝いに行ってはいかがでしょうか。
7/14・15・16・21・22・28・29、 8/4・5・11・12・18・19・25・26
須磨海水浴場の過ごし方はたくさんありますので、何回か行って色んな楽しみ方をしましょうね。
須磨ヨットハーバーにオシャレなカフェもできてますので、そちらもチェックしてみてくださいね。
◆関連リンク
・須磨海水浴場ご利用ガイド – 須磨観光協会
・木戸俊介 – 公式サイト
・須磨ユニバーサルビーチプロジェクト – Facebook
・須磨ユニバーサルビーチプロジェクト – 公式サイト
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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