兵庫県内各地で本格的な『スギ花粉』シーズンに入りそう。県が飛散観測を発表してる

「スギ花粉症」の人はそろそろ警戒したほうが良いかもしれません。兵庫県は、県内各地で『スギ花粉』の本格的な飛散シーズンが始まりそうだと発表してます。

宝塚市で「50個以上／㎠」を観測

県は、花粉の飛散数を宝塚市・加古川市・たつの市・豊岡市・洲本市の5地点で観測してます。

そのうち宝塚市で、今シーズン初めてスギ花粉の飛散数が「非常に多い」（50個以上/㎠）状態になったそうです。

飛散数の基準は、㎠あたりの個数が10個未満が「少ない」、10～30個が「やや多い」、50～100個が「非常に多い」、100個以上になると「極めて多い」になるんだそう。

スギ花粉が初めて「非常に多い」となった日を直近5年間で見てみると、例年通りぐらいでしょうか。昨年より少し早いですね。

県は5つの観測地点での「スギ・カバノキ科・ヒノキ花粉」の飛散状況をWebサイトで公開してます。

2月21日時点の花粉飛散状況はこんな感じ。豊岡や洲本では検出なしですが、たつの・加古川・宝塚でスギが飛散してるのがわかります。

県の観測によると、今年のスギ花粉は2月中旬から飛散してるみたいです。

予防対策は「なるべく花粉に接しない」

花粉症の人はしっかり予防対策をしましょう。

県はセルフケアとして「花粉になるべく接しないこと」が重要だとしています。

国も「花粉症対策」として、日常生活でできることをまとめたリーフレットを公開しています。

ちなみに、人間だけではなく「ペット」も花粉症が辛いのだとか。「アレルギー」での受診も意外と多いそうです。

ペットを飼っている人はぜひこちらもチェックしてみてくださいね。

【獣医師さん直伝】花粉症が辛いのは「愛犬」もなんです。受診理由で意外と多い『アレルギー』対策をしよう

2021年3月11日

◆関連リンク
・花粉情報 – 兵庫県
・花粉情報 – 環境省