月見の名所「須磨離宮公園」で、中秋の名月にあわせて『離宮月見の宴』が開催されるみたい。一絃須磨琴のステージ・月見茶会も

離宮月見の宴

須磨区にある「須磨離宮公園」で、中秋の名月にあたる9月29日(金)に『第35回 離宮月見の宴』が開催されます。

第35回 離宮月見の宴

2023年9月29日(金)14:00~21:00 ※雨天中止
須磨離宮公園


神戸市須磨区東須磨1-1

須磨離宮公園がある「月見台」は、源氏物語の主人公・光源氏のモデルとされた平安貴族、在原行平(ありわらのゆきひら)が月見をした場所とされています。

公園周辺は古くから「月見山」という地名で呼ばれていて、山陽電鉄 月見山駅の由来にもなってるんだそう。

須磨離宮公園は1000年以上の歴史を持つ由緒ある「月見の名所」として、2020年に「日本百名月」にも選ばれました。

今年で35回目となる『離宮月見の宴』では、1枚の板に1本の弦だけが張られた一絃琴(いちげんきん)「須磨琴」での演奏とともに、須磨寺副住職による須磨の歴史と曲解説が聞けるステージイベントのほか、月の観察会・お月見ヨガ・月見茶会などが行われます。

開催日時
2023年9月29日(金)14:00~21:00
※雨天中止
※本園エリア正面の駐車場からの入園は20:30まで、植物園エリア東門からの入園は16:30まで。
※月見の宴当日は、植物園エリア駐車場(事前予約制)の入庫は16:30まで、利用は21:00まで。

主なプログラム

離宮月見の宴

ステージ(17:00~20:00/本園エリア 噴水広場カスケード周辺)
須磨琴発祥の地・須磨で古典曲の保存伝承につとめるとともに、新しい一絃琴音楽の確立を目指している「一絃須磨琴保存会」による一絃須磨琴の演奏と、一絃須磨琴保存会副会長で須磨寺副住職の小池陽人僧侶による須磨の歴史と曲解説を披露します。

須磨海岸を拠点にフラを通じた活動を行う「Hale Suma」は、奥深いフラの学びを通じて、須磨の自然や歴史に触れる。自然や土地とつながり、Mahalo(感謝)を育んだフラの神髄を披露。

神戸を中心に活躍中の二胡奏者・木村ハルヨ氏と、CMや映画の作曲家・ピアニストとして活躍中の足立知謙氏からなる音楽ユニット「木村ハルヨ&足立知謙Duo」は、懐かしの名曲からオリジナルナンバーまで、多彩な楽曲で老若男女問わず楽しめる演奏を披露。

離宮月見の宴

月見茶会(14:00~18:00/植物園エリア 和室)
これまでの中門広場から和室に会場を移し、秋の離宮で和の雰囲気を感じながら抹茶をお楽しみいただけます。定員は先着120名、参加費は一席500円となっています。

お月見ヨガ(19:00~20:00/植物園エリア 和庭園)※要事前予約
月を愛でながら心身ともにリフレッシュできるヨガを体験できます。定員は先着30名で、事前予約が必要になります。参加費は1,000円。

離宮月見の宴

月の観察会(18:00~21:00/本園エリア 月見台休憩所)
天体望遠鏡と双眼鏡を使った天体観測を、レクチャー付きでお楽しみいただけます。

入園料
15歳以上(中学生を除く) 400円/小・中学生 200円


須磨琴は兵庫県の無形文化財にも指定されてるんだそう。秋の夜長に、琴の音色と月の観賞を楽しめるイベントですね。

◆関連リンク
須磨離宮公園 – 公式サイト
一絃琴 須磨琴 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

あさみ

「今年こそダイエット」が口癖です。

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