神戸の『珈琲豆焙煎所』くらべてみました【老舗編】

ライター:このみ

街中に溢れているいろんなものをKOBE Journal編集部が食べて・使ってみる「こべくら企画 第5弾」

今回は、Instagram@kobe_journalでフォロワーのみなさんへ募集した「あなたのオススメ珈琲豆屋さん」の中から得票数の多かった6店舗を厳選。

前編となる『New Face 編』はすでにUPしているので気になる人は是非チェックしてみてください。

神戸の『珈琲豆焙煎所』くらべてみました【New Face 編】

2021.05.04

今回はその後編となる『老舗編』ということで、神戸の人なら誰もが知っている3店舗をご紹介していきます。

今回珈琲豆をテイクアウトした焙煎所
【トアロード】樽珈屋(たるこや)
【長田】神戸珈琲物語
【王子公園】萩原珈琲

【種類・こだわり・歴史】の3つのポイントでレビューしていきたいと思います!

樽珈屋(たるこや)

JR元町駅東口から徒歩5分、トアロードを上がっていくと右側に見えるのが『樽珈屋(たるこや)』。白い銅像がとても目立つのですぐわかると思います。

1991年センタープラザ地下に喫茶店としてオープンしてから今年で30年。震災を機に現在の場所へ移転し豆の販売専門店として続けています。

中へ進むとこんな感じ。レジ右手には焙煎の機械があり、ここで焙煎をしながら豆の販売をしています。


アラビアン 100g 990円(税込)

今回購入した豆は『アラビアン』。一番人気の豆を伺ったところこちらをお勧めしてくれました。ブラックでも苦みが強すぎることがなく、ミルクと混ぜても珈琲が負けない味になっているようです。

焙煎は毎日行っているようで店内にある焙煎機械「レボリューション」のことを亭主は相棒と呼んでいます。三菱珈機へ亭主のこだわりを伝えて作ってもらった焙煎機だそうで珈琲への強いこだわりを感じます。

購入時点から、冷凍保存で2か月以内を目安に飲むのがよいとのことです。

メニューはブレンドが11種類・シングル9種類(うち6種類は煎り方が2種類ずつ)。黄色が浅煎り(酸味が強い)・赤が中煎り(今回注文)・茶色が深煎り(苦みが強い)で、赤茶色は中と深の間の中深煎りです。

店頭にメニューや特徴を書いてくれているので、じっくり悩みたい人も大丈夫。詳しく書いてくれていますが、お店の方に好みを伝えると詳しく紹介してくれました。

豆を購入した時にもらったパンフレットの中にもお店と同じメニュー表やチャート表、他にも美味しい珈琲の淹れ方も書いてくれています。

販売は100g~。焙煎した豆は『そのまま』or『挽いて』持ち帰り、どちらでも選べます。

 まとめ 
【種類]
・常時20種類ほど
【こだわり】
・完全熱風焙煎機Revolution
【歴史】
・喫茶店として開業後30年 

樽珈屋(たるこや)
【住所】神戸市中央区下山手通2丁目5-4 深澤ビル 1F MAP
【電話番号】078-333-8533
【営業時間】11:00~19:30 
【定休日】水曜日・第3木曜日 
【リンク】公式サイト 



神戸珈琲物語

本店を長田区に構える『神戸珈琲物語』。今回は三宮センター街店を訪問してみました。神戸珈琲物語は1970年に「喫茶タカハシ」として長田区にてオープンし今年で51年。1997年に株式会社 神戸珈琲に社名変更。

1999年には「神戸気質(こうべきごころ)」という手作りパン工房を開設。珈琲に合うパンづくりにも力を入れています。


炭火ハウスブレンド 100g 494円

今回購入した豆は『炭火ハウスブレンド』。紀州備長炭を使用し焙煎しているため、珈琲の香りはすっきり、味わいは深いコクを感じられるものだそう。

販売は100g~。焙煎した豆は『そのまま』or『挽いて』持ち帰り、どちらでも選べます。

「KOBE 北野坂」「KOBE 海岸通り」「KOBE 六甲の散歩道」などなど神戸らしいネーミングの豆もたくさん。


今回チョイスした炭火ハウスブレンドはここ。

商品は味わいチャート図になっているので、例えば『今飲んでいる豆よりもう少し酸味が強いものはどれだろう?』といった疑問にもこの図ひとつでとても分かりやすい。

以前は店内で試飲サービスなどもしていましたが、現在はコロナ対策の一環で中止しています。お店の人に聞けばもちろん教えてくれますが、1つ1つ豆の種類や特徴が丁寧に書かれているので選びやすい印象です。

神戸珈琲物語では豆売り専門店が5店舗・喫茶店舗が7店舗なので、まずは喫茶店で味わいを試してから好きなものを購入できるのもお勧め。店舗一覧はこちら※緊急事態宣言を受け、現在は営業休止中のお店もあります。

 
 
 
 
 
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新作の情報などはInstagramでもチェックできます。ブレンド「希望」という商品は3月末頃まで一般公募した中から選ばれたアマビエのデザインがパッケージに採用されているようです。

 
 
 
 
 
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神戸珈琲物語 さんちか店(小売)(@kobecoffee_santica_kouri)がシェアした投稿

実際に採用された7デザインがこちら。口の中いっぱいに希望が広がるようにとの思いを込めて作られたこのブレンド。1袋162円(税込)で販売されています。

コロナ禍で沈んだ気持ちを楽しませてくれるとてもステキなキャンペーンで全種類買ってしまいたくなります。

 まとめ 
【種類]
・常時30種類ほど
【こだわり】

・神戸らしい名前の商品が多い
【歴史】
・喫茶店として開業後51年 

神戸珈琲 上池田本店
【住所】神戸市長田区上池田6丁目8-23 神戸珈琲 MAP
【電話番号】078-621-3360
【営業時間】平日 9:00~18:00 土日祝 8:00~18:00 
【定休日】不定休
【リンク】公式サイトFacebookTwitterInstagram



萩原珈琲

各線三宮駅からすぐ「さんちか」にある『萩原珈琲』の直営店。すぐ隣にカウンターのみの喫茶スペースを設けられています。

当時珈琲を今のようにみんなが飲むような時代ではなかった1928年に珈琲豆の卸業を始めており、なんと今年で93年。これまで紹介したお店の中では最古となります。

戦時中、戦後も長く珈琲豆の輸入が止まってしまったり、震災で新しくできたばかりの焙煎工場が停止するなど、何度も大変な局面に見舞われながら現在も歴史を守っています。

さんちか店で豆はこんな感じで売られています。ブレンドが6種類・シングルが9種類の計15種類。販売は100g~。焙煎した豆は『そのまま』or『挽いて』持ち帰り、どちらでも選べます。

卸から始まった萩原珈琲なので、神戸市内だけでも取扱店が130店舗以上!よく行っているあの喫茶店の珈琲が実は萩原珈琲の豆だったということも少なくないかもしれません。取扱店一覧はこちら


モカブレンド 100g 650円(税込)

今回購入した豆は『モカブレンド』。1番人気の豆を伺ったところ萩原珈琲オリジナルブレンドのこちらを選ばれる方が多いとのこと。

これまでに紹介した豆の中で唯一「酸味」の加わった豆です。とはいってもそこまで酸味が強すぎることはないので牛乳と一緒にオ・レで飲んでも酸味が邪魔することはありません。

 
 
 
 
 
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本社1階には「COFFEE STUDIO」というカフェがあり、こちらが本店になるみたいです。

人気の「摩耶ブレンド」は摩耶地区でしか販売しておらず、直営店で唯一取り扱っているのがCOFFEE STUDIOみたいです。

神戸の中でも地名が書かれていたりするとよりローカル感があってなんだかそそられますよね。

 まとめ 
【種類]
・常時15種類ほど
【こだわり】
・萩原珈琲が飲めるお店が神戸市内に130店以上
【歴史】
・卸として開業後93年 

萩原珈琲 本社(本店)
【住所】神戸市灘区城内通1丁目6-18 萩原珈琲 本社 MAP
【電話番号】078-861-4990
【営業時間】8:30~18:00 
【定休日】土日祝
【リンク】公式サイトFacebookInstagram



今回は珈琲豆焙煎所の老舗編をご紹介しました。

このみ
今はとても手軽に珈琲を楽しむことが出来ますが老舗珈琲店の歴史に触れて、戦争や震災などいろんな時代を経て今があるんだなと考える機会になりました。これからもいろんな珈琲を飲み比べて味わいを楽しんでいきたいです。

次回のこべくら企画は『餃子』。おうちで持ち帰って楽しめる餃子を食べ比べていきますので、こちらもお楽しみに。

このみ
ライター:このみ
花や夕焼け空を眺める時間が好きです。
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