街中に機関車がドーン。JR神戸駅近くで「D51(デゴイチ)」を眺める

ライター:カオル

JR神戸駅の近くには、「蒸気機関車」が展示されてます。いつでも誰でも無料で見れます。


神戸市中央区相生町1-3-2

機関車があるのは、JR神戸駅から少し「元町側」に行った場所。高架沿いに歩いていくと徒歩2、3分です。

元町側から見るとこんな感じ。「HDC神戸(ハウジング・デザイン・センター神戸)」のビルが見えてます。

すぐ横には「歩道」がないので、側面をじっくり見るのは結構難しいかもしれません。

置かれているのは、「D51 1072」という機関車。旧国鉄の蒸気機関車「D51型」、「デゴイチ」という愛称は聞いたことある人も多いんじゃないでしょうか。「1072」は製造番号なので、1072番目に造られた車両ということ。

神戸の街を実際に走っていたものではなく、走っていたのは「北海道」で、「国鉄最後の蒸気機関車」のひとつということで、神戸市がお願いして無償で借りたもの。

この近くには、かつて「相生橋」という日本で初めて線路の上をまたぐために造られた橋「跨線橋(こせんきょう)」があったり、「東海道本線」の終点になっていたり、神戸の鉄道にとって意味ある場所なので、シンボル的に「機関車」が置かれたようです。

以前は、元町商店街の近くでしたが、平成4年ハーバーランド一帯の整備のタイミングで、ちょこっと移動して目立ちにくい場所に…。

機関車を借してくれるようお願いした、当時の神戸市長のメッセージが石碑に刻まれてます。

「近代の鉄道史に不滅の功績を残した君の雄姿は地域の象徴として いつまでも神戸市民に称賛され親しまれ続けることだろう」(一部抜粋)

昭和53年7月15日 神戸市長 宮崎辰雄 

機関車に対して「君の雄姿」と表現しているところに、なんだか愛を感じます。鉄道の存在が今以上に大きい時代だったということなのか、テッチャンだったのか。

宮崎市長といえば、20年に渡って神戸市長を務めて、「ポートアイランド」や「西神ニュータウン」などの事業を行い、精力的に街づくりをしていった市長ですので、「街の顔」を作る目的があったのかもしれません。

歩道から見るとこんな感じ。車輪を動かす「主連棒」の赤色が目を引きます。

反対側の側面は、地下駐車場へのスロープとフェンスなどがあり真横には立てません。

フェンスのすき間から見たらこんな感じで。けっこう大事な部分が隠れてしまいます。

側面は、正面からでも、こんな感じでのぞけますので、十分楽しめると思います。

屋外に置かれているのに、車体がピカピカなのは、周辺の住民や鉄道ファンなどがオイルで磨いたり手入れしているから。時々Facebookで呼び掛けて、お手伝いも募集してます。

作業の時は、もちろんフェンスの中に入ってやることになるので、もっと間近で見たい場合は、保存活動に参加してみるのも一つの方法かと。

最近では、「神戸・西元町D51まつり」も開催されたりしているので、今後は、改めて地域のシンボルとして注目されていくかもしれません。

スポット名蒸気機関車D51-1072号
ジャンルビュースポット
料金無料
住所神戸市中央区相生町1-3-2
電話番号
営業時間
定休日
リンク神戸・西元町のデコイチを守る会
駐車場

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カオル
ライター:カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。

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2 件のコメントコメントを残す
  • FS_FADE

    D51形の場合,知っての通り1115輌製造しましたがラストナンバーは1161です。原因は1001から戦時型として各工場で製造する番号を振り分けていた為955-1000は欠番です,その他実際後の番号が先に出来ていたりとぐちゃぐちゃです。

    2019年12月8日4:58 PM 返信する
  • かっぱ人間

    D51系ではありません!
    D51型です!
    系は、N700系新幹線電車のように、基本的に一両だけでの運転は不可能で、編成単位で運用される、複数の形式が含まれるものをグループ化するために用いられる用語で、機関車の場合は単独での運転が可能なものは、型が用いられます。

    2019年12月7日9:12 AM 返信する