子ども虐待防止を呼びかける市民運動『オレンジ・パープルリボンキャンペーン月間』が始まるみたい

11月は子ども虐待について早期発見と発生の予防を訴えるための「児童虐待防止推進月間」であるとともに、配偶者やパートナーからの暴力など女性の人権を侵害する暴力の根絶を訴える運動の啓発期間です。

 オレンジリボンキャンペーン 
2005年に栃木県で始まった、子ども虐待防止を呼びかける市民運動 のこと。「子どもの虐待」について多くの人々が関心を持ち、市民のネットワークを強化することで、虐待のない社会を築くことを目指しています。

 パープルリボンキャンペーン 
1994年にアメリカで始まった、 DVなどの個人間の暴力の防止を呼びかける市民運動  のこと。リボンを通じて女性に対する暴力を許さないという思いを表し、被害者に勇気を与え、相談先につなげることを目指しています。

子どもがDV(配偶者等間の暴力)を見聞きすることを「面前DV」といい、子どもにとっては「心理的な虐待」に当たるなど、2つの問題には密接な関係があることから、一体的にキャンペーンを行うことで、「児童虐待」および「DV」についてより周知していきたいと考えられています。

キャンペーン期間の取り組み

「イスズベーカリー」では、オレンジ・パープルリボンをイメージした限定パンが販売されます。

販売期間
11月1日(水)から11月30日(木)

神戸市内の各スポットではオレンジ・パープルカラーライトアップも予定されています。

オレンジカラーライトアップ
・11月4日(土):フラワーロード・BE KOBEモニュメント・mosaic大観覧車等
・11月18日(土):明石海峡大橋

パープルカラーライトアップ
 11月11日(土) mosaic大観覧車・明石海峡大橋
 11月17日(金) フラワーロード・BE KOBEモニュメント等


期間中は、市内の「郵便局職員」の方々や「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」の従業員さんも、オレンジ・パープルリボンを身に着けるんだそう。

お隣さんの繋がりがどんどん希薄になっていますが、地域が一体となって子どもを守れる社会になるよう、みんなが少し「自分事」として考えてみる機会にできるといいですね。

◆関連リンク
神戸市オレンジリボン・パープルリボンキャンペーン~児童虐待・DVをなくすために – YouTube

 

この記事を書いた人

このみ

花や夕焼け空を眺める時間が好きです。

ライター一覧

コメントを残す

日本語が含まれないコメントは無視されます。コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は承認されません。