動物たちに癒される!神戸にある動物園・水族園の今をウォッチ  Feel KOBE

長引く自粛疲れで癒しが欲しくなる中、神戸でゆったりとした動物たちを見て癒されるのはいかがでしょうか。定番の王子動物園、2023年に閉園予定の須磨海浜水族園、そして神戸どうぶつ王国の今をウォッチ。あらためて、それぞれの園の見どころをご紹介します。

パンダとコアラが同時に見られる「神戸市立王子動物園」

神戸市立王子動物園は、ジャイアントパンダやコアラなど約130種の動物たちを観察できる動物園。中心部の三宮からも電車で10分ほどと、アクセスのしやすい立地にある観光スポットのひとつです。

入り口を抜けて、まず来園者を出迎えてくれるフラミンゴたち

王子動物園のフラミンゴ展示エリアでは、2021年に7羽のひな鳥が誕生しました(7月時点)。親鳥にえさをもらったり、うずくまって眠ったりする姿に来園者もほっこり。同園では、現在そのほかにもアシカやキリン、カンガルーの親子も見られます。

カリフォルニアアシカの親子

アカカンガルーの子ども

ジャイアントパンダのタンタン

そして、王子動物園はなんといっても、ジャイアントパンダとコアラの両方に会える国内唯一の動物園というところがポイント。残念ながら、タンタンは生まれ故郷の中国の四川省に帰ることが決まっていますが(コロナウイルス感染症のため、帰国時期は未定)、その愛くるしい姿を見れば癒されること間違いなし! ※土日祝のジャイアントパンダ観覧は、事前申し込みが必要。

 

 

1日のほとんどを寝て過ごすといわれているコアラ

こちらのコアラ舎には、現在8頭のコアラがいます。コアラの睡眠時間は、およそ20時間。そのため王子動物園のコアラたちも、基本的には枝の間で体を丸めて眠っていることが多いのだとか。寝ている姿もかわいいですが、起きているコアラをチェックしたいのなら、ぜひ13時のえさやりのタイミングを狙って見学に行ってみましょう。

ゾウやキリン、カバ、ライオンなど定番の動物たちにも会えます

園内の東側にある遊園地

また、王子動物園には遊園地もあります。そのほか、動物たちの生態について詳しく解説している「動物科学資料館」、現存する神戸の異人館の中で最大規模の「旧ハンター住宅」も無料で観覧できるので、ぜひチェックしてみてくださいね! ※旧ハンター住宅の内部公開日時については、公式サイトでご確認ください。

お土産ショップ「パンダプラザ」

お土産ショップは、入り口を入ってすぐ左の「パンダプラザ」と遊園地エリアの側にある「子どもプラザ」の2カ所。

キュートなタンタンの写真入りパッケージはお土産に最適

こちらは神戸発祥の老舗豆菓子メーカー、株式会社有馬芳香堂とコラボした「ありがとうタンタン限定パッケージのお菓子」。国産の黒大豆に、国産のきなこをまぶした豆菓子は一口サイズで食べやすく、小腹が空いたときのお供にもオススメです。

施設情報

神戸市立王子動物園
【営業時間】3月〜10月 9:00〜17:00(最終入園16:30まで)、11月〜2月 9:00〜16:30(最終入園16:00まで)
【定休日】毎週水曜日(祝日の場合は開園)、12月29日〜1月1日
【料金】大人(高校生以上)600円、中学生以下は無料
【アクセス】阪急「王子公園」駅より徒歩3分、JR「灘」駅より徒歩5分、阪神「岩屋」駅より徒歩10分、神戸市バス90・92系統「王子動物園前」バス停下車すぐ
【公式サイト】http://www.kobe-ojizoo.jp/

 

 

2024年に新水族館がオープン予定の「神戸市立須磨海浜水族園」

大きな三角屋根が目印の須磨海浜水族園

続いてご紹介するのは、JR「須磨海浜公園」駅から徒歩5分の神戸市立須磨海浜水族園。中心部の三宮からは、電車と徒歩でおよそ20分ほどのところにあります。 須磨海浜水族園は2024年春に新水族館のオープンが予定されており、現在は本館のみで営業中。2023年5月以降(予定)はすべてのエリアが閉館するため、この須磨海浜水族園の姿を見られるのも今のうちです。

水量が1,200トンある「波の大水槽」

入り口を入ってすぐのところにある「波の大水槽」は、須磨水海浜族園の目玉展示エリアのひとつ。水槽内には、サメやエイ、アジの群れなど、さまざまな種類の魚たちが泳いでいます。

サンゴの周辺で見られる魚たち

「海の生きものエリア」では、マイワシの群れやカラフルな熱帯魚、海のギャングで知られるウツボなどが展示されています。生き物の生態がよくわかるユニークな解説も必見です。

無せきつい動物水槽エリアでは、ゆらゆらと泳ぐクラゲたちが人気!

須磨海浜水族園をもっと深く知りたい人にオススメの「スマスイミュージアム」

3階の「スマスイミュージアム」では、須磨海浜水族園の歴史を紹介しています。当時の写真や模型のほか、2024年にオープンする新しい水族館に関する資料が展示中です。

 

 

ミュージアムショップ「コーラル」

本館2階にあるミュージアムショップ「コーラル」では、須磨海浜水族園でしか買えないオリジナルグッズも販売中です。マゼランペンギンのぬいぐるみは、なんと須磨海浜水族園の飼育員さん監修!おしりの穴やツメなど細かいところまで再現している、こだわりの一品です。

プールで気持ちよさそうに泳ぐペンギンたち

オリジナルグッズにもなっているマゼランペンギンは、3階の屋上展望広場「水辺のふれあい遊園」で見ることができます。

健康チェックをしているペンギンが見られることも

ペンギンがいるプールの近くにはアザラシもいます

屋上展望広場には、そのほかにもカピバラ、リクガメ、ウミガメなどがいます。エイやヒトデ、ガラ・ルファ(ドクターフィッシュ)にふれることができるタッチングプールは、小さなお子さんにも人気のスポットですよ。

一番人気の「うみがめのメロンパン」

3階には、ドリンクや軽食を販売している「うみがめのお店」もあります。なかでも人気の商品は、海の生きものの形をしたパン。テイクアウトも可能なので、お土産にいかがでしょうか?

施設情報

神戸市立須磨海浜水族園
【営業時間】9:00~17:00(入園は16:00まで) ※季節により夜間開園あり
【定休日】2021年12月1日~3日・8日・15日・22日、2022年1月12日~3月23日までの毎週水曜日(2月23日は除く)
【料金】大人(18歳以上)700円、中人(15〜17歳)400円、小人(小・中学生)300円、幼児は無料
【アクセス】JR「須磨海浜公園」駅から徒歩5分、山陽電鉄「月見山」駅から徒歩10分
【公式サイト】https://kobe-sumasui.jp/

 

 

雨の日でも楽しめる!動物との近さが自慢の「神戸どうぶつ王国」

最後にご紹介するのは、各線三宮駅からポートライナーで約14分のところにある「神戸どうぶつ王国」。神戸どうぶつ王国には150種800頭羽の動物がいるほか、年間通して1,000種類、10,000株の花や植物が鑑賞できます。

見上げると、頭上のすぐ近くにいるレッサーパンダに大人も子どもも大興奮!

そんな神戸どうぶつ王国のおすすめポイントは、「動物たちとの距離の近さ」。園内には鳥を放し飼いにしているエリアや、柵やガラスといった隔たりがない展示エリアがあり、動物たちをすぐ近くで観察できます。

のんびりとした表情のカピバラに癒されます

園内では犬や猫、ウサギ、モルモットなどとふれあえるイベントが開催されています。スケジュールは日によって異なるため、事前にホームページでチェックしておくのがオススメです。

スイレンが咲いている「ウォーターリリーズ」

神戸どうぶつ王国の人気者

こちらは、2021年4月23日にオープンした新エリア「ハシビロコウ生態園 Big bill(ビッグビル)」で見られるハシビロコウです。ガジュマルやマングローブなどの植物を植えたり、人工降雨設備で雨季と乾季を再現したりするなど、ハシビロコウの生息しているアフリカの湿地に近づけた環境を整え、アジア地域初の繁殖に挑戦しています。

ビルトロングの親子

「アジアの森」では、2021年3月に誕生したビントロングの双子の赤ちゃんが見られます。追いかけっこをしたり、ちょっかいをかけあったりと仲のいい様子に見ているお客さんも思わず笑み。長いしっぽを枝に巻き付けてぶら下がり、あちこち走り回る元気な姿に癒されます。(2021年6月時点)

 

 

バードパフォーマンス会場「風のスタジアム」

ダイナミックなショーを楽しみたいなら、2021年3月12日(金)にフルリニューアルオープンした「フリーフライトバードパフォーマンス 〝Wings(ウィングス)〟」がオススメ。屋外エリアに新設された専用会場「風のスタジアム」で繰り広げられる迫力のあるバードショーは、見どころたっぷり!

 

大きな翼を広げて飛ぶ鳥たちの姿は迫力満点!

植物の息吹を感じながら食事や休憩ができます

なお、神戸どうぶつ王国は全天候型の施設なので、雨の日のおでかけでも安心。園内にはレストランやカフェなどの飲食店があるほか、指定エリアで持参したお弁当を食べることも可能です。

お土産ショップ「ショップ ラブ・バード」

フラワーシャワー南側には、神戸どうぶつ王国にいる動物たちがグッズになったお土産ショップもあります。グッズはオンラインショップでも購入可能。手荷物を減らしたいときや買い忘れがあるときは、チェックしてみてくださいね。 参考:神戸どうぶつ王国オンラインショップページはこちら

施設情報

神戸どうぶつ王国
【営業時間】時期によって異なる(詳しくは公式サイトをご確認ください)
【定休日】時期によって異なる(詳しくは公式サイトをご確認ください)
【料金】大人(中学生以上)1,800円、小学生1,000円、幼児(3、4歳)300円、シルバー(65歳以上)1,300円
【アクセス】ポートライナー「計算科学センター(神戸どうぶつ王国・「富岳」前)」駅より徒歩すぐ
【公式サイト】https://www.kobe-oukoku.com/

いかがでしたか? どの施設も中心部の三宮から、公共交通機関を使って20分以内で行ける場所にあるので、神戸観光のスケジュールにも組み込みやすいスポットです。 「コロナ禍が落ち着いたら神戸に行きたい」と思っている方は、ぜひ動物園や水族園も候補の一つにいかがでしょうか。

神戸公式観光サイト Feel KOBE
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