神戸市は、市職員などが業務に「AI(人工知能)」を活用する時のルールを定める「条例案」を作って市会に提出しました。
AIを業務で使う時には「公平性」を最大限確保することや、市民の利益などに影響するので「責任」の所在を明らかにするようにしようといった考え方が基本にされてます。
いろいろ学習できるAIだからこそ「差別」などを学んでしまうことも事例としてあるようなので、効果だけでなく「リスク」もしっかり理解した「職員の育成」も行うそうです。
さらに、AIの技術や法律に詳しい「神戸市AI活用アドバイザー」を任命して、プライバシーなどを守りながら活用できているかなどの意見を聞く仕組みも。
市役所の中だけではなく、「市民」や「事業者」がうまくAIを活用できるようにするための「教育」や「助言」なども行うとのこと。
報道などによると、今後は「保育所への入所希望者の選考」など、市の業務のいろんな分野でAI活用が見込まれているそうです。今回の条例が可決されば、一気に活用が進んでいくのかもしれません。
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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