『神戸~大阪鉄道開業150周年 特別プログラム』っていう「神戸の街を歩くツアー」の3種類が開催されます。
神戸駅~大阪駅間で鉄道が開業したのが1874年5月11日。当時の神戸駅は、世界でも有数の良港とされた神戸港との接続拠点として生まれ、鉄道関連の工場群や倉庫群、港湾設備なども備える一大施設でした。
今回の3種類のツアーでは、駅と街の発展の軌跡を、鉄道開業の歴史に造詣の深い案内人とともにたどります。
神戸駅と神戸のまちの遷変を鳥瞰図絵師・青山大介さんが解説 150周年記念駅弁付き
案内は150年前の神戸駅の鳥瞰図(ちょうかんず)を制作した青山大介さんです。
3代目にあたる現在の神戸駅舎の中央コンコースでかつての駅舎との構造を見比べたあとは、初代の神戸駅が広がっていたハーバーランドや、駅の敷地だった栄町~相生町を鳥瞰図で確認しながら散策。
日本初の木造跨線橋(こせんきょう)とされた相生橋の痕跡も訪れます。青山さん作画の鳥瞰図で包装された150周年記念駅弁のお土産付きです。
【開催日】2024年5月18日(土)※午前・午後2回開催
【定員】各20人
【価格】5,000円
【申込方法】神戸のとびらより
小代薫さんといく鉄道と神戸の歴史をひもとくまち歩き ~旅のはじまり まちのこれから~
神戸港の陸上貨物輸送を支えてきた貨物駅跡地のハーバーランド、明治・大正期に名をはせた総合商社「鈴木商店」創業地、神戸の金融の中心地だった栄町通りにある旧第一銀行神戸支店の外壁を利用した「みなと元町駅舎」。これらを近代建築・都市史研究者の小代薫さんの案内で巡ります。
ランチは、旧オリエンタルホテルの流れを汲んで、当時提供されていたレシピを忠実に再現した欧風カレーを提供しているレストラン「Sion」です。
【開催日】2024年5月19日(日)
【定員】15人
【価格】6,000円
【申込方法】神戸のとびらより
KobeINK物語 神戸~大阪鉄道開業150周年記念カラー ~色彩で見る鉄道と駅150年の歴史~
神戸の街並みや歴史をインクの色に込めた「KobeINK物語」から、鉄道開業150周年を記念した新色が登場。
この誕生秘話を開発者であるナガサワ文具センター竹内直行さんから教えてもらい、その後、文豪たちがかつての神戸や鉄道を描いた名文を記念インクと万年筆でしたためます。
集合場所の神戸駅から会場の神戸海洋博物館への道中は鳥瞰図絵師・青山大介さんによるミニ街歩きも。記念インクはお土産でもらえます。
【開催日】2024年5月26日(日)
【定員】16人
【価格】5,500円
【申込方法】神戸のとびらより
問い合わせ
TEL:078-262-1916/FAX:078-230-0808/メール:kobe-door@kcva.or.jp
そのほか、神戸~大阪鉄道開業150周年プロジェクトとして、デジタルスタンプラリーや記念乗車券の販売、記念展などが予定されているので、そちらもぜひチェックしてみてください。
◆関連リンク
・神戸大阪鉄道150周年特設サイト – 公式サイト
・神戸を彩る特選プログラム「神戸のとびら」 – 公式サイト
神戸ジャーナル 編集部
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