
画像:サザンモール六甲B612公式サイトより
スウェーデン発祥の、世界最大の家具量販店ブランド『IKEA』(イケア)。ポートアイランドにある「イケア神戸」に行ったことがある人は多そうですが、実はそれよりも前に、神戸に「IKEA」があったのをご存じでしょうか。
百貨店のコーナーから始まった日本展開

画像:IKEA公式サイトより
1943年に創業したIKEAは、雑貨販売からスタートしました。後に始めた家具の販売が好調で、家具専門店になったのだとか。
組み立て前の家具をコンパクトな箱に梱包する方式を採用し、自分で組み立てる楽しさなどが人気を集めました。
1970年代初頭には、世界各地に進出し「日本市場」にも参入。北欧デザインの伝統と、日本によく見られるシンプルさや木製の家具に共通点を見出したそうです。

画像:IKEA公式サイトより
日本では、「東急」や「名鉄」といった大型百貨店の中に、イケアコーナーとして展開されていきました。
売り場は小規模で、居心地のいい雰囲気にすることを意識していたのだとか。
レンガ造りの建物を活かしたイケアタウン六甲

画像:サザンモール六甲B612公式サイトより
1977年には千葉に「イケアストア」の日本1号店がオープン。
1982年には国内2号店として、神戸市灘区に「イケアタウン六甲」(六甲イケアタウン)が誕生しました。

小泉製麻株式会社 当時のシンボルマークだった煙突
画像:サザンモール六甲B612公式サイトより
イケアタウン六甲は、灘区の繊維資材メーカー「小泉製麻株式会社」の第1工場だった建物を活用していました。
工場の雰囲気を伝えるため、屋根裏の見回りのための足場や時計、消火栓などは残したまま引き継がれたんだそう。
もくもくと煙を吐き出していた煙突は撤去されて、広々としたパティオ(中庭)に生まれ変わったそうです。

画像:サザンモール六甲B612公式サイトより
1982年3月21日のオープン当日は、あいにくの雨模様。
しかし祝日だったこともあり、開門10分すぎには駐車場は満車で、予想を上回る大にぎわいだったみたいです。
入場待ちの車で国道43号線が渋滞して、周辺の道路も車であふれるほどだったのだとか。
パトカーも出動し、警備員も増員したそうですよ。
広場からもガラス越しに店内の様子を見ることができて、ワクワクしながら入店した人も多いのではないでしょうか。

画像:サザンモール六甲B612公式サイトより
イケアタウン六甲の当時の写真を見ると、天井が高く、開放感があるフロアに、さまざまな家具が並んでいたのがわかります。
レンガ壁のレトロな外観の中に北欧の家具が並ぶスタイルは、この店舗ならではでした。
海外の住宅を思わせるようなスペースづくりは、北欧の家具やインテリアを実際に見られる場所として、当時訪れた人は新鮮に映ったのかもしれませんね。

画像:サザンモール六甲B612公式サイトより
小泉製麻株式会社の社内報によれば、オープン当日は駐車場だけでなく、レジも大混雑。
大きな荷物をかかえた若夫婦、派手な柄のクッションを持ったお年寄りなど、多くのお客さんが並んでいたそうです。

当時のカタログ。ゆったり座れそうなチェアが27,500円
画像:IKEA公式サイトより
日本進出は好調に滑り出しましたが、北欧デザインのシンプルさは日本人の好みに合っていたものの、日本では「ほとんどの家にとって大きすぎる家具」という大きな課題があったそうです。
さらに、自分で組み立てるというDIY方式が日本の習慣になじみにくいといった問題などもあって、1986年に日本からは一度撤退しました。
20年後に日本再進出、14店舗まで拡大

IKEA神戸 オープニングセレモニーには、当時の矢田立郎 神戸市長も
画像:神戸市歴史公文書館サイトより 神戸市歴史公文書館所蔵
1986年に日本から一度撤退したIKEAですが、2006年に千葉で再進出後の1号店がオープン。その後、全国へ店舗を広げていきます。
そして2008年4月、千葉・横浜に続く国内3店舗目で、関西エリアでは1号店となる「IKEA神戸」が開業。ポートアイランドに、IKEAが再び戻ってきました。
国内にあるIKEAの店舗は、2026年8月時点で「14店舗」となっています。
そごうにもあったのかも?

1970年代後半の三宮エリア
画像:神戸市広報Xより
百貨店の「コーナー」から始まったイケアの日本展開。読者さんからは「1977年ごろ、三宮のそごうにイケアがあった」との情報もいただきました。
記録や実際の写真などを見つけることはできませんでしたが、「そごう」をはじめとした神戸市内の百貨店でも、イケアコーナーが展開されていたのでしょうか。
「この百貨店でイケアコーナーを見た!」「六甲にあったイケアに行ったことがある!」など、皆さんのイケアエピソードをぜひコメント欄で教えてください!
◆関連リンク
・IKEA – 公式サイト















































1985年結婚した時に六甲のIKEAに行ってシンプルなガラスの花瓶を買いました。
そしてそれから23年後、IKEA神戸に12年勤めました。
色んな思い出をいっぱい作って楽しい12年間でした。
今も41年前のガラスの花瓶は健在です。
IKEAでもイケアでもなく、カタカナでイケヤじゃなかったかな?配色は今のままで
小泉製麻のイケヤにはよくいきました!
インテリヤの小物とかその当時にしては
とてもオシャレで…
パイン材の家具がシンプルでとても素敵で
結婚の時にはパイン材のクインサイズのベットを購入しました
そこに美味しいイタリアンもあったよ。美味しかった。
イケアの小泉製麻の改修工事に携わりました。
屋根瓦を葺き替えたよ!すぐに地震で潰れてしまい残念です。
懐かしです。
お値段は高かったけど可愛いテキスタイルのカーテンを作って頂いて、母と2人で重いなと言いながら持って帰った思い出があります。
うん あったあった 実家に近かったから多分歩いて ワクワクして見に行きました 新居に引っ越すのに大きな白木のテーブル買って…懐かしいなぁ 震災のだいぶ前の話
のちにアクタスに変わってからしか知りませんね
碧いガラスの花瓶が安くていい買い物でした
カラー(花名)を生けて窓辺に置くと綺麗です
当時は西宮に住んでいて六甲にあったIKEAに何回も行きました。
オシャレで見てるだけでも楽しかったですが、結婚のためテーブルと椅子を購入しました。白木のテーブルに赤いスチールの椅子が可愛くてお気に入りでした。
今は神戸市中央区に引っ越したのでポーアイのIKEAに娘と足繁く通っています。