三宮から15分! 400年続く商店街で『兵庫グルメ』を食べ歩き。行列のできる「老舗店」や、ここだけの「お土産」も

気候が良くて過ごしやすいこの季節には、いつもよりちょっと遠くにおでかけしたい気分になりますね。

そこで今回は神戸市外に足をのばして、明石駅ちかくで食べ歩き&観光を楽しむコースをご紹介。

明石駅の周辺には観光スポットが多くありながら、新快速電車に乗ればJR三ノ宮駅からは15分というアクセスのよさです。

活気あふれる商店街には、老舗店行列のできる人気店SNSで話題のお店などがたくさん。明石グルメを楽しんだら、絶対にハズせない観光地を訪れつつ、最近リニューアルした絶景温泉に癒されに行きましょう。

友達や家族とのおでかけや、恋人とのデート、神戸からの観光にもオススメです!

所要時間

5~6時間

※本記事は掲載時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。

①魚の棚商店街


画像:Instagram(@noripi7451)より

まずはJR・山陽 明石駅から南に歩いて5分のところにある『魚の棚(うおのたな)商店街』へ。

約400年前、明石城の築城とともに誕生したと伝えられる古い歴史を持つ市場で、地元では「うおんたな」として親しまれてます。

全長350m続くアーケードには、明石の海産物や練りもの、乾物などを扱う商店を中心として約110の店舗が建ち並んでます。


画像:Instagram(@manholelid_jun)より

足元を見ると手描きイラストのマンホールが。こちらは明石市が2019年に市制100周年を迎えたことを記念して、タレントの「さかなクン」によって描き下ろされたものなんです。

魚の棚商店街の中に全部で19種類が設置されてるらしいので、このあと食べ歩きしながら探してみるのも楽しそうです。

◆関連リンク
魚の棚商店街 – 公式サイト

▼「魚の棚商店街」入口から「たこ磯」まで徒歩で約2分

②たこ磯


画像:Instagram(@yon.yochi.14)より

明石に来たならやっぱり名物の「明石焼」は押さえておきたいところ。地元では「玉子焼」と呼ばれてます。

市内には約70もの明石焼のお店があるそうですが、なかでもこちらの『たこ磯』は行列ができるほどの人気店。1988年に創業されたという老舗でもあります。


画像:Instagram(@yon.yochi.14)より

「玉子焼(たこ)900円」をはじめ、「玉子焼(あなご)1,050円」や、たこ・あなごが一緒に入った「ミックス焼(1,200円)」などが味わえます。15個入りなので、シェアして食べてもいいかも。※価格は2025年10月時点のもの

お店は朝10時から営業しているので、家での朝ごはんを控えめにしておいて、混み合う前の午前中に来店するのもアリですね。

ちなみに南に歩いて1分ほどの場所には、2017年にオープンしたという2号店「たこ磯 別館」もありますよ。

住所
明石市本町1-1-11

営業時間
10:00~19:00

定休日
なし

所要時間
30分ほど

◆関連リンク
全国地方発送「たこ磯」の明石焼|明石名物 明石焼の通販 – 公式通販サイト

▼「立呑み田中」まで徒歩約1分

③立呑み田中


画像:公式Instagram(@sake_tanakaya)より

お次は『立呑み田中』へ。先ほどの「たこ磯」のすぐ近く、数軒だけ離れた場所にあります。

「たなか酒店」の左側にある扉をくぐると、中には落ち着いた雰囲気の立ち飲み屋さんが出現。こちらもオープン前に行列ができるほどの人気店です。


画像:公式Instagram(@daisuketimes)より

カウンター上の大皿には、商店街で毎朝仕入れた食材を使った料理たちが並びます。一緒に様々なお酒を味わえるのは、さすが酒屋さんといった感じ。

土日祝は12時の枠のみ一部予約できるそうなので、この日に行きたい!と決めている人はお店に電話してみてはいかがでしょうか。

住所
明石市本町1-1-13

営業時間
【平日】12:00~14:00/17:00~21:00
【土日祝】12:00~18:00

定休日
水曜・木曜

所要時間
1時間ほど

◆関連リンク
店舗案内|立ち呑みたなか – 公式サイト
株式会社たなか酒店(@sake_tanakaya) – 公式Instagram

▼「永楽堂 魚の棚店」まで徒歩約1分

④永楽堂 魚の棚店


画像:魚の棚商店街 公式サイトより

明石ダコを使ったせんべいで知られる、菓子の老舗『永楽堂』。

兵庫県内に9店舗が展開されてますが、こちらの「魚の棚店」ではこの場所ならではの商品も販売してるみたい。


画像:公式Instagram(@tomotan914)より

なんといっても目玉商品は、イイダコを1匹丸ごと使った巨大せんべい「明石ぺったん焼」です。価格はタコの量によって異なり、通常の3倍入っているという「特盛」は1,080円。※価格は2025年1月のもの

しょう油だれに漬けたタコにパルメザンチーズをまぶし、注文を受けてから専用の鉄板にはさんで1枚1枚を手焼きするので、熱々パリパリの食感が楽しめます。

顔よりも大きなサイズのせんべいはインパクト大で、SNSでも話題の商品なんだとか。

住所
明石市本町1-2-9

営業時間
10:00~18:00

定休日
なし

所要時間
20分ほど

◆関連リンク
永楽堂 – 公式サイト

▼「たかはしや」まで徒歩約1分

⑤たかはしや


画像:魚の棚商店街 公式サイトより

『たかはしや』は、魚の棚商店街にある珍味・海産物のお店。

淡路産のちりめん、明石海峡の「いかなごのくぎ煮」などの海産物、あぶり焼いわし、たこカマなどの商品が購入できます。


画像:公式Instagram(@yu_na_core)より

うずらの卵が入った「たこ玉子」は1本300円で、観光客にも人気のよう。見た目がかわいく写真映えするので、明石の食べ歩きグルメとしてSNSでもよく紹介されてます。※価格は2025年10月のもの

お店のショーケースには、他にも1本300円から貝やイカの串が並んでます。気軽に明石の海産物を味わえるのがうれしいですね。

住所
明石市本町1-5-19

営業時間
10:00~17:00

定休日
不定休

所要時間
10分ほど

◆関連リンク
たかはしや – 公式サイト

▼「明石公園/明石城」まで徒歩約15分

⑥明石公園/明石城


画像:明石公園公式サイトより

「明石といえば!」な観光スポットにも足を運んでおきましょう。これまでは明石駅の南側にある商店街でグルメを堪能してきましたが、今度は駅のすぐ北側にある「明石公園」に向かいます。

明石公園は、明石城を中心につくられた都市公園。豊かな樹々に覆われていて、春は桜、秋は紅葉など、季節によって異なる風景が楽しめるスポットです。

広大な園内には、剣豪・宮本武蔵が造ったとされる大名庭園を再現した「武蔵の庭園」をはじめ、野球場やテニスコートなどの運動施設まで備えられていて、土日を中心に多くの利用者で賑わっています。


画像:明石公園公式サイトより(一般社団法人 明石観光協会 提供)

約400年前の築城当時から残っているという「巽櫓(たつみやぐら)」と「坤櫓(ひつじさるやぐら)」は必見!全国に12基しか存在しない現存三重櫓のうちの、貴重な2基であり、国重要文化財にも指定されているそう。

春・秋の土日祝日には、櫓の「特別公開」が行われていることも。ボランティアによるガイド付きで、無料で櫓を見学できますよ。おでかけ前には明石公園の公式サイトをぜひチェックしてみてください。

住所
明石市1

開園時間
24時間
※施設によって営業時間は異なります。

定休日
なし

入園料
無料

所要時間
1時間ほど

◆関連リンク
明石公園【公式】 | 兵庫県園芸・公園協会 – 公式サイト

▼「ピオレ明石」まで徒歩約5分

⑦ピオレ明石「洋菓子 くるみや」


画像:ピオレ明石 公式サイトより

そろそろ明石駅から離れることにします。その前にお土産を手に入れるのはどうでしょうか。

駅直結の商業施設『ピオレ明石』の東館1Fには、明石の名産品や銘菓が多数ラインアップされてます。


画像:くるみや 公式サイトより

せっかく明石まで来たなら、ここでしかゲットできないものを買いたいですよね。そんな人は『洋菓子 くるみや』を覗いてみるのがオススメです。

1957年に明石で生まれた洋菓子店で、現在店舗は明石に3つ・札幌に1つのみ。焼き菓子が8個入った「おたより」という名の商品の箱には、明石の風景や季節に合わせた可愛らしいイラストが描かれてます。

住所
明石市大明石町1-1-23

営業時間(東館 物販)
9:00~20:00
※一部ショップは異なります。各ショップページをご確認ください。

定休日
不定休

所要時間
30分ほど

◆関連リンク
ピオレ明石 – 公式サイト
くるみや 札幌・明石のケーキ屋 くるみや 札幌・明石のケーキ屋 – 公式サイト

▼「龍の湯」まで電車+徒歩で約20分

⑧明石大蔵海岸 湧出天然温泉 龍の湯


画像:龍の湯 公式サイトより

おでかけの最後には、明石市・大蔵海岸の天然温泉『龍の湯』に立ち寄ってから帰りましょう。JR明石駅の隣駅である「JR朝霧駅」から10分ほど歩いた場所にあります。

明石海峡大橋を一望できる露天風呂に浸かれば、たくさん歩いた脚の疲れも癒すことができそう。


画像:龍の湯 公式サイトより

広いお風呂とサウナを楽しんだ後は、2階にある休憩スペースへ。雑誌やマンガ5,000冊が読み放題で、いつまでも滞在したくなりますね。

ちなみに龍の湯は今年5月にリニューアル工事が行われたばかりなので、きれいな空間でリラックスすることができますよ。

住所
明石市大蔵海岸通1-2-2

営業時間
【平日】9:00〜26:00(最終受付25:30)
【土日祝】7:00〜26:00(最終受付25:30)

定休日
奇数月 第3火曜日

入浴料
【大人(中学生以上)】平日 750円/休日 850円
【小人(小学生)】平日 330円/休日 380円
【幼児(3才以上)】平日 120円/休日 170円

所要時間
2時間ほど

◆関連リンク
明石大蔵海岸 湧出天然温泉 龍の湯 – 公式サイト


いかがでしたか?今回は、食欲の秋にぴったりな『明石駅ちかくで食べ歩き&観光を楽しむコース』をご紹介しました!

他にも神戸のおでかけ・観光情報をまとめているので、ぜひ見てみてくださいね。

 

この記事を書いた人

やよい

「推し」のライブによく出没します。

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