2022年6月末で完全閉鎖した垂水の『廉売市場』とその周辺の様子を見てきました。
垂水センター街の入口から駅に向かってすでに取り壊しが進んでおり、スコンと空が見えています。いつの間にか「上州屋」はすっかり跡形もなくなっています。
上から見るとこんな感じ。「茶」と書いてあるのが「宇治園」です。まだ建物は残っていますが移転先の情報はありませんでした。
垂水センター街も東側の数軒はすでに仮囲いされ、取り壊しが進んでいます。
昔の懐かしい写真が展示されているのは、このエリアです。
2022年7月頃の様子と比較するとこんな感じ。「のだや呉服」「ミドリヤ」「どうらくてい」などはすでに取り壊しされています。
せっかくなので、展示されている写真もじっくり見てみます。
戦後間もない「垂水駅」の様子です。当時はまだ国鉄でした。すぐ左側には「海神社」の文字が見えます。
当時はこんなにも隣接していたのですね。
昭和25年頃の「歌敷山中学校」の様子です。当時はまだ木造建てだったようです。
今も残る「海神社」の鳥居が、なんだか今よりずいぶんと大きく見えます。
現在の様子と比較すると、海との距離がだいぶ遠くなっていることが分かります。埋め立て前だと推測されるので、昭和38年以前に撮影された写真のようですね。
ちなみに、すぐ近くには、グルメ企画「神戸ダイアリー」でもご紹介した『垂水漁港食堂』があります。
平成2年、今から30年以上前の「廉売市場」の様子です。この頃は右も左もその奥もずっとお店が賑わっている様子が伺えますね。
昭和42年 廉売市場内にある「卵屋さん」の様子。当時は、卵が山盛りの状態でばら売りが普通だったのでしょうか。割れないのかちょっと心配…。
ちなみに先ほどのお店は「地卵 ふみや」に、なんとなく似ている気もします。(2021年12月撮影)
周辺のお店はほとんど閉店・移転しており、約1年前の様子と比較するとすでにかなり変化した印象です。
久しぶりに垂水へ行き、写真を見つけました。
当時は山陽電鉄と国鉄の近くに住んでいたので国鉄の入り口や海神社で遊んだり、蟹取りしたり砂浜には漁船が引き上げられたりしたのが今でも思い出されます。
垂水廉売市場もよく母について行ったりお使いを頼まれたりしてました。
懐かしいです。
ここでいつも鳥の唐揚げを買って家族で食べてました。
濃い味なんだけど、クセになる美味しさでした。
あ〜懐かしい。