阪急が『神戸阪急ビル東館』の建替計画を発表。地上29階の複合ビルが2021年に完成するみたい

外観イメージパース

阪急が、『神戸阪急ビル東館』の立替計画をついに発表しました。2021年の竣工を目指しているそうです。

1936年(昭和11年)3月に、神戸阪急ビル東館が建てられました。阪神・淡路大震災後の今の「仮設ビル」になるまでに60年近く建っていました。1995年12月にできた今のカタチはあくまで「仮設ビル」です。

三宮地区再開発の話が最近活発ですが、それに合わせて計画がいよいよ具体的に見えてきました。 

『神戸阪急ビル東館』の全店舗が閉店。高さ100メートル以上の商業ビルの建設が始まる。

2016年2月15日
断面図

現在の仮設ビル「駅/商業施設」から、「駅/商業施設/オフィス/ホテル/展望台」になり29階建ての複合ビルになる計画です。ホテルは、阪急阪神が運営する宿泊主体型ホテル「remm(レム)」が入居する予定です。

駅の設備はエスカレーターなど地下鉄との動線が見直され、バリアフリーにも対応、下りエスカレーターも設置されますので乗り換え利便性が向上するんです。

展望台は、神戸を一望できるだけでなくレストランも作られるそうです。三宮エリアのビルでは展望台といえば市役所が有力ですが、また新しく展望・夜景スポットができるので楽しみですね!

デザイン再生

低層部は震災前の『旧神戸阪急ビル東館』がデザイン的に再生されます。

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現在建っているのはあくまで「仮設ビル」です。震災後に生まれた人は特に今のビルに親しみを感じていた人もいるようですが、よくよく見てみると仮設ビルという感じが分かります。

完成までは5年ほどがかかります。それまでの駅の利便性については気になるところです。

◆関連リンク
阪急阪神ホールディングス株式会社 – 公式サイト

 

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カズマ

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6 件のコメントコメントを残す
  • ドラゴン

    旧そごう神戸店前の道路を封鎖して将来的にLRTが開通させる予定のことを看板に出ていたけど本当かなぁ?

    2021年1月29日6:03 PM 返信する
  • ガメラ

    あそこに高さ100mのビルが在るとただでさえ狭い三宮の地に圧迫感をもたらさないか心配。
    高層となる理由はホテルを造るからでしょう?
    観光都市として神戸三宮の発展を見越しての計画ならば、その計画そのものが景観を損ねるのでは無いかと危惧する。

    2016年7月29日12:48 PM 返信する
  • ロッキー

    先の阪神大震災や東日本大震災で、中層ビルより超高層ビルの方が地震に強いことは証明済み。
    ただの思い込みで超高層ビルが危ないと思っているあなたは、狭小地で都市化している神戸の現状を分っていない。

    2016年5月11日3:15 PM 返信する
  • よく考えて欲しい

    地震で潰れたビルの跡地にまたビルを建てるの?それも高層ビルを…
    地震大国である日本で高層ビルなんかは建てるのは間違えている気がする。
    特に研究がすすんで、また大きい地震が起こると言われているのに。反対する人はいないのか??

    2016年5月4日4:54 PM 返信する
  • 神戸の月の灯り.

    ビルの完成は早くて2021年(今から5年後)と新聞で知りました。
    この件でパイ山公園(さんきたアモーレ広場)が5月9日から順次閉鎖(使えなくなる)と言う紙かポスターかは分かりませんが、阪急電車と建設会社の名前が入ったものの画像がFBで回っていました。神戸市役所や阪急や建設会社のHPを見てもどこにも載っていませんでした。よろしくお願いします。

    2016年5月3日8:40 PM 返信する
  • 市民

    新しいビルも勿論楽しみですが、今の仮設ビルが無くなってしまうのも寂しいですね。見慣れていただけに……

    2016年4月30日9:09 AM 返信する