動物と自然に触れあう。ワンコインで満喫できる『六甲山牧場』に行ってきた

ライター:キド

「六甲山」の丘に位置する牧場で、羊や馬、牛など多くの動物たちと触れ合える神戸の人気スポット「神戸市立六甲山牧場」に行ってきました。

神戸市内にあり『三宮』からでも車だと約30分くらいでアクセスが可能(駐車料金は、普通車 500円/日)。

公共交通機関だと約1時間ほどかかりますが、「六甲ケーブル」と「スカイシャトルバス」を乗り継ぐか、「摩耶ケーブル」と「摩耶ロープウェー」を乗り継いでいくことになるので、その道中も景色や会話を楽しみことができそうです。

アクセス詳細は六甲山牧場の公式サイトにも丁寧に紹介されているのでぜひチェックしてください。


神戸市灘区六甲山町中一里山1-1

六甲山牧場は「神戸市立」だけあって入場料がとてもリーズナブル。大人はワンコインの500円で入場可能です。

他の動物園のような”展示”という感じではなく動物たちの距離が非常に近く、動物が生活しているところに人がお邪魔している感じがします。

体験イベントも多く、無料のものもあるので、とにかく気軽に来場できるところが特徴です。

料金(税込)入場料金団体割引
大人500円30人以上50円引き
100人以上100円引き
200人以上150円引き
小・中学生200円30人以上20円引き
100人以上40円引き
200人以上60円引き
幼児無料無料

※2019年10月1日から実施される消費税率変更に伴う入場料金の改定はありません。
※ペット同伴での入場は出来ません。

まずは、牧場MAPを見ながら、エリアごとの概要をみてみます。

牧場は大きく分けて【北エリア】【南エリア】【東エリア】に分けられます。

【北エリア(右上)】は、馬舎やホースリンクがあり、乗馬体験ができるエリア。馬舎のまわりには、ヤギ、モルモットなどもいます。さらに、道路を挟んで乳牛舎が隣接していてミルクやり体験などもできます。

【南エリア(左上)】には羊のほかに、様々な種類のうさぎと触れあうことができます。また、六甲バターと連携し展開する『Q・B・Bチーズ館』があるので、チーズをはじめとしたオリジナル食材にこだわった食事やお土産も楽しめます。

【東エリア(下)】は、隣接する丘エリアに羊が放牧されているスペースです。天気が良いとピクニックを満喫できたり写真を撮ったりするのにオススメのエリア。

今回は、北入場口(右上)から入り、ヤギ舎 ⇒ 乳牛舎 ⇒ 馬舎をまわり、南エリアへ移動してウサギ ⇒ 羊とふれあった後、食事する、というルートでまわりました。

入場、「北エリア」であそぶ

北エリアでは、ヤギ舎 ⇒ 乳牛舎 ⇒ 馬舎というルートでまわりました。入場ゲートがある事務所の前に自動販売機がありますが、北エリアは売店などは無いのでドリンクを持参していない人は最初に購入した方が良さそうです。

入場すると、すぐに羊に遭遇。六甲山牧場では、羊たちは15時半まで牧場内で放牧されているので、牧場内のいたるところで羊が走り回っています。そのうち馴れてきますが、この感じはなかなかシュール。

まずは入り口入ってすぐ右手にあるヤギ舎前のふれあいエリアへ。

ふれあいエリアの入り口にエサ(1個100円)の自販機がありまして、目の前にヤギが首をなが~くして待ちかまえているくらい至近距離に寄ってきてくれます。ヤギとのふれあいの楽しみたい人はどうぞ。

角の立派なヤギ、ヒゲの生えたヤギ、白黒の牛みたいなヤギ、、、色んなヤギが寄ってきます。ヤギのエサはモナカの中に入った粒を手のひらの上にのせて食べさせてあげてください。ただ、結構ヤギの圧がスゴイので手を噛まれないよう要注意です。

ヤギにエサやりをしていると羊もエサが欲しくて寄ってきますが「羊にはエサをあげてはいけない」ルールです。牧場のスタッフさんによると、放牧された羊がエサ欲しさに群がって子どもに突進することもあるようなので、特にお子さんは注意して欲しい、とのこと。

そんな話をしていると、すぐ後ろに羊が。苦笑。エサ欲しそ~な表情してましたが、心を鬼にしてスタッフさんの言いつけを守りましょう。

次に乳牛舎へ。乳牛舎は道路を挟んで向かいにありますが、六甲山牧場の外の道路は結構スピードを出して通る車も多く危険なので、公道は横切らず、写真のように看板の順路に従って道路の下から乳牛舎へ。

乳牛舎では、有料で「子牛ミルクやり体験」もできます(1回目:11:30~12:00/2回目:14:30~15:00)。順番に1人ずつ子牛に直接ミルクやりの体験ができ、いつも長蛇の列ができるので、当日の予定に合わせて時間はチェックしておきましょう。

「子牛の保育園」を通り過ぎると、乳牛が生活しているエリア。10頭以上の乳牛がいますが、全ての牛の名前と性格が書かれたプレートがあります。

例えば、茶色い乳牛の『きなこ』ちゃんは「小柄だけど社交的なのでみんなにいじめられない」と書いてました。逆に、群れで生活する乳牛社会でも「牛づきあい」は重要なんだなと感心。

一方、パッと見では見分けつかない牛もいるので、友達やカップルで来場した人は紹介プレートを見ながらみんなで牛探しをしてもオモシロイかもしれません。

どの牛がどの子かな、と探していると、、、人なつっこくコチラに寄ってきたのは6歳のシルビアちゃん。「とぼけた目」という紹介パネルの通りかわいい表情に癒されて思わず記念にパチリ。

自然の中にある牧場ですが、周辺ルートの道は意外と整備されているので、ベビーカーや車イスでもアクセスできます。

ただ、羊のコロコロウンチが点々と落ちているので、踏まないように要注意です。踏まずにいけるか!?

乳牛舎には牛だけでなく「トカラヤギ」の『マナ王』もいます。写真はヤギのマナ王で、年齢は分からないが多分おじいちゃんなハズ、とのこと。そのあたりのゆるさも六甲山牧場の良さでしょうか。

次に、馬舎の方へ向かっていると、右手に『モルモットのお部屋』もあるので、小動物が好きな方は見逃さないよう注意です。

つづいて馬舎へ。馬舎は、北エリアの中で一番南側にあるので北エリアの最後にまわるのが良さそうです。

六甲山牧場では、木曽馬、ポニー、ミニチュアホースなど色んな種類の馬がいます。この時期、六甲山牧場の乗馬体験(のちほど紹介します)で稼働しているのは木曽馬です。木曽馬は、2000年以上前の縄文時代からいたとされているようで、日本国内でも貴重な存在とのことです。

ポニー発見。馬舎から南エリアに向かって歩いていくと、ルートに沿って色んな馬に出会えます。

ヒョッコリ顔をのぞかせているのがミニチュアホース。小さい馬、と言えばポニーのイメージがあると思いますが、ポニーよりもさらに小さいのがミニチュアホースです。

体高80センチ未満がミニチュアホースの規準なので、子どもでも接しやすく大人気。タイミングが良ければ、ミニチュアホースが柵の外に出て散歩してるところに遭遇できるそうです。

 

この記事を書いた人

キド

コンテンツプロデューサー

ライター一覧

コメントを残す

日本語が含まれないコメントは無視されます。コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は承認されません。