漫画・絵本・レコードも!神戸の『古本屋さん』でレトロな雰囲気を味わう。入りやすいオシャレなお店も ~三宮・元町・灘~

梅雨に入り、これから雨の日も多くなってきます。天気が悪いと、家で過ごす時間が増えますよね。

そんな時、TVやYouTubeを見て時間をつぶすのもいいですが、たまには「読書」をしてみるのはどうでしょうか?

「なかなか読書に身が入らない…」という人も、自分だけの1冊を見つければ楽しめるはず!

そこで今回は、三宮・元町・灘エリアの「古本屋さん」を9店まとめました。専門書や新書だけではなく、「漫画・雑誌・レコード」などを取り扱う店もありますよ。

普通の大型本屋さんとは少し違った雰囲気の中、お気に入りの本を探してみてください。

Index

【三宮】あかつき書房
【元町】清泉堂書店
【元町】神戸元町みなと古書店
【元町】花森書林
【元町】1003 -センサン- 
【元町】うみねこ堂書林
【元町】honeycombBOOKS*
【王子公園】古本屋ワールドエンズ・ガーデン
【六甲道】口笛文庫

【三宮】あかつき書房

あかつき書房は、三宮センター街にある古本屋さんです。場所は、バスボムなどのお店「LUSH」や「エクセルシオールカフェ」があるあたり。

センター街をお買い物中に、見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。


画像:Instagram(@morisot422)より

昭和20年(1945年)にセンター街で創業し、現在は「3代目」なんだそう。

店舗では、現代思想・哲学・仏教・宗教・国文学・歴史・郷土史・趣味・文庫などの一般書籍、戦前の古地図・絵葉書、江戸時代の和本、浮世絵などを扱っています。

「あかつき」という店名は、戦後日本の夜明け(暁)から来ているんだそう。

約80年もの間、センター街を見続けてきた歴史あるお店です。店内に入れば、さっきまで歩いていた街とは違う、昔の雰囲気を感じられるかもしれません。

注目のおすすめポイント

駅から近くてアクセス良し
昭和20年から続く老舗

住所
神戸市中央区三宮町1-5-21 MAP

営業時間
10:30~18:00

定休日
水曜日

◆関連リンク
古書/古本/和本買取【あかつき書房】 – 公式サイト

【元町】清泉堂書店

清泉堂書店は、元町商店街3丁目にある明治35年創業の古本屋さんです。2年ほど前までは三宮のセンタープラザ2階にあったお店ですが、お引越ししてきたかたち。

お店の前までたくさんの本が置かれているので、元町エリアを散策中に見かけたことがある人も多いかもしれませんね。


画像:公式Instagramより

お店は2階まであり、江戸~明治時代の糸で綴じられた本(和綴本)に加え、美術・思想・哲学・音楽・映画など、多くのジャンルの本や専門書がびっしり並んでいます。

店主自らが長年の実績と経験に基づき、価値のある本・良書・資料を買い取って販売しているそうです。


画像:公式Instagramより

専門書や学術的文庫以外にも、絵本や古い雑誌までとても幅広く取り扱っているのも特徴のひとつ。

とりあえずお店に入ってみれば、何か興味のある古本が見つかるのではないでしょうか。

注目のおすすめポイント

長年の実績に基づく店主セレクトの本
江戸時代の本からレトロな漫画・雑誌まで幅広い品ぞろえ

住所
神戸市中央区元町通3-11-5 MAP

営業時間
11:00~19:00

定休日
不定休

◆関連リンク
清泉堂書店 – 公式サイト
清泉堂書店‐公式Instagram

【元町】神戸元町みなと古書店


画像:Instagram(@miyaya1978)より

阪急 花隈駅から海側に歩いて3分くらいのところにある「こうべまちづくり会館」の1階には、神戸元町みなと古書店があります。

元町商店街のステーキ店「メリカン」やカフェ「ウインドワード」があるあたりです。

「本」を媒体とした多様な世代・属性の人々の交流を図り、こうべまちづくり会館や元町商店街がにぎわっていくことを目的に設置されたこの場所。

神戸にまつわる本をはじめとして、文庫から専門書まで新旧幅広く取り揃えられているそうです。


画像:公式Instagramより

ちなみに、会館の4階には、まちづくり関連図書の閲覧ができるライブラリーがありますよ。

座って飲み物を飲みながら本を読むことをできるみたい。本を買った後、ここによって休憩しつつ、読書を楽しむのもいいですね。

注目のおすすめポイント

神戸にまつわる本がたくさん
近くに本を読める休憩スペースあり

住所
神戸市中央区元町通4-2-14 MAP

営業時間
10:00~17:30

定休日
水曜日

◆関連リンク
こうべまちづくり会館 – 公式サイト

【元町】花森書林


画像:公式Instagramより

JR元町駅から西へ徒歩4分くらいのところにある花森書林は、古本と雑貨のお店です。

以前は「トンカ書店」という名前で別の場所にあったのですが、2019年からは店名を「花森書林」として、今の場所で営業しています。


画像:Instagram(@ayakoiti)より

店頭には本のほか、いろんな種類の雑貨やかわいらしい小物がたくさん。

本と一緒にコーヒーなどの飲み物を飲むとき用に、マグカップを一緒に買ったりするのも楽しそうです。

お店に並べる本をセレクトする際には、新旧問わず、幅広いジャンルの本を取り扱うよう心がけているんだそう。

1,2か月に1度くらいのペースで作品展示や雑貨展、音楽ライブなどのイベントも行っているみたいなので、興味のある人は公式インスタグラムをチェックしてみてください。

注目のおすすめポイント

古本のほか、かわいい雑貨も楽しめる
作品展などのアート系イベントや音楽ライブも開催

住所
神戸市中央区元町通3-16-4 MAP

営業時間
13:00〜19:00

定休日
火・水曜日

◆関連リンク
花森書林 – 公式サイト
花森書林 – 公式Instagram

【元町】1003 -センサン-


画像:Instagram(@aoyama_kobe)より

1003 -センサン- は、JR元町駅から海側に歩いて5分くらいところにある「東方産業東方ビル」の5階にあるお店です。

乙仲通り沿いの「チャノミスタンド」や「カフェ・ド・ジェーム」も入っているビルで、「セブン イレブン 神戸乙仲通店」からは歩いて1分くらいのところ。


画像:公式Instagramより

ここでは、古本のほかに新刊やリトルプレス(少人数による少部数の冊子・出版物)を取り扱っています。

おしゃれな店内で、窓際には座れるスペースも。本が所狭しと並んだ古本屋さんとも、いつも行くような大型本屋さんとも違った雰囲気で本を選べそうです。

月に数回、作家さんのサイン会やトークショーなども開催されていますよ。

注目のおすすめポイント

普通の本屋さんでは見かけないリトルプレス
おしゃれでくつろげそうな雰囲気の店内

住所
神戸市中央区栄町通1-1-9 MAP

営業時間
12:00〜19:00

定休日
なし

◆関連リンク
1003 ONLINE STORE – 公式サイト
1003 ONLINE STORE – 公式Instagram

【元町】うみねこ堂書林


画像:Instagram(@dokusho_kunihiro)より

JR元町駅から海側に歩いて5分くらいのところには、黄色い看板と青いテントが目印のうみねこ堂書林があります。

場所は南京町の西安門の近くで、すぐそばには人気のパン屋さん「パンやきどころ RIKI」やおしゃれなカフェ「TAOCA COFFEE」があるあたりです。

南京町に『TAOCA COFFEE』がオープンしたみたい。苦楽園にある人気カフェが元町に

2023年4月1日


画像:Instagram(@yondoku)より

店内には、探偵小説(国内・翻訳)、文芸一般(国内・翻訳)、科学史、ポピュラー・サイエンスなどの本が並んでいます。翻訳本まで取り扱っているのはすごいですね。

店主さんはミステリー好きらしく、探偵小説のラインナップがお店の魅力のひとつみたいです。

定休日は火・金曜日ですが、臨時休業の場合もあるので、公式サイトでチェックしてからお店に行くのがいいかもしれません。

公式サイトでは、新たに入荷した本の紹介なども載っていますよ。

注目のおすすめポイント

翻訳本もゲットできる
ミステリー好きの店主が選ぶ古本の数々

住所
神戸市中央区栄町通2-7-3 MAP

営業時間
12:00~19:00

定休日
火・金曜日 ※臨時休業あり

◆関連リンク
うみねこ堂書林 – 公式サイト

【元町】honeycombBOOKS*(ハニカムブックス)


画像:Instagram(@ikana5kun)より

honeycombBOOKS*(ハニカムブックス)は、阪急 花隈駅から東に歩いて3分くらいのところにある「浦島ビル」2階の古本と雑貨のお店です。

1階には創作スパイスカレーのお店「64CURRY(ロクヨンカレー)」が入っているビルで、「元町映画館」も近いです。


画像:Instagram(@mofumofubunko)より

店内はこじんまりとしていますが、かわいらしい雑貨や本がたくさん。

ここでは、絵本や手芸や料理などの暮らしまわりの本、趣味の本、エッセイ、小説などの古本を取り扱っていて、特に絵本の品ぞろえが豊富です。

また、雑貨やミニブックも取りそろえていて、その時々で雑貨の種類やジャンルは違うみたい。


画像:公式Instagramより

店内のギャラリースペースで雑貨の作品展が行われることもあります。

公式インスタグラムでは雑貨や本の新入荷の情報が掲載されているので、興味のある人はチェックしてみてください。

注目のおすすめポイント

絵本の品ぞろえが豊富
ギャラリースペースではいろんな雑貨が楽しめる

住所
神戸市中央区元町通4-6-22 MAP

営業時間
12:00~19:00

定休日
火・水曜日 ※臨時休業あり

◆関連リンク
honeycombBOOKS* -ハニカムブックス- – 公式サイト
honeycombBOOKS* -ハニカムブックス- – 公式Instagram

【王子公園】古本屋ワールドエンズ・ガーデン


画像:Instagram(@shironouchi_triangle)より

阪急 王子公園駅から海側に歩いて5分ほどのところにあるのが古本屋ワールドエンズ・ガーデン

丸みを帯びた少し変わった形の窓と、白いタイルが特徴です。


画像:Instagram(@nene3538)より

店内はこんな感じで、テーブルと椅子があったり、お皿の上に本が置いてあるユニークな配置も。

壁一面に並んだ本棚や、白い布がかかったソファの感じがおしゃれですよね。


画像:公式Instagramより

ここでは、雑誌・小説・エッセイのほか、翻訳本や洋書など、様々なジャンルを取り扱っているんだそう。

新たに入荷した本については公式インスタグラムで投稿されているので、チェックしてからお店に行くといいかもしれません。

注目のおすすめポイント

外観から内装までおしゃれな雰囲気
翻訳書や洋書まで幅広いラインナップ

住所
神戸市灘区城内通5-6-8 MAP

営業時間
11:00~20:00

定休日
火曜日

◆関連リンク
古本屋ワールドエンズ・ガーデン – 公式サイト
古本屋ワールドエンズ・ガーデン – 公式Instagram

【六甲道】口笛文庫


画像:Instagram(@arukukaieditor)より

口笛文庫は、阪急 六甲駅から海側に歩いて5分のところにあるお店です。

ここでは、文化・芸術などの古本や古書などのほか、CD・DVD・レコードまで幅広く楽しめます。


画像:Instagram(@419tad)より

外に出ている本を見ただけでも、いろんなジャンルの本があるとわかりますね。

町を歩いている人から見えるよう、外側に向けて窓に並べるっていう配置もおしゃれ。


画像:公式サイトより

店内も本がびっしりで、天井に届く勢いで本が積み重なっています。とりあえずお店に入ってみれば、自分の好きな本が見つかりそう。

公式サイトには「散歩の途中にでも、ぜひお立ち寄りください」とあるので、古本屋さんに行ったことがない人も入ってみやすいのではないでしょうか。

注目のおすすめポイント

古本のほか、CD・DVD・レコードもゲットできる
圧倒されるほどびっしり!いろんなジャンルの本

住所
神戸市灘区八幡町1-3-6 MAP

営業時間
11:00~18:00

定休日
火・水曜日

◆関連リンク
口笛文庫 -神戸・六甲の古本屋 – 公式サイト


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この記事を書いた人

ありさ

スイーツとハロプロのアイドルが好き。

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