摩耶ケーブルカーと摩耶ロープウェーからなる「まやビューライン」で、「マヤカン」こと「旧摩耶観光ホテル」が国の登録有形文化財になったことを記念した『記念乗車券』が発売されます。
「旧摩耶観光ホテル」は摩耶山の中腹に建てられたアールデコ調のホテルで、1993年ごろまで運営されていました。その外観の美しさから「廃墟の女王」と呼ばれて親しまれています。
そして今年の春、廃墟としては日本で初めて「登録有形文化財」に登録されることが決定しました。
「まやビューライン」では、これを記念して『記念乗車券』が発売されます。
登録記念乗車券
【販売開始日】2021年8月13日(金)
【販売場所】摩耶ケーブル駅、星の駅
【販売価格】3120円(税込)※大人のみ
【販売券種】ケーブル往復券1枚+ロープウェー往復券1枚+全線往復券1枚 3枚1セット
【販売数】限定1,000セット ※完売次第終了
【有効期間】2022年3月31日(木)まで
【様式】A4二つ折り(A5仕上がり)大型台紙
台紙には営業当時の写真が掲載され、レトロな雰囲気のデザインに。
同時に、摩耶ロープウェー車内の音声案内がリニューアルされ、神戸高校の放送委員会が日本語音声を担当しています。
『旧摩耶観光ホテル』は現在立ち入り禁止ですが、摩耶ロープウェーのゴンドラから眺めることができるそうです。
もっと間近で見学したい方は、定期的に開催されている「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォーク」に参加すると、「マヤカン」のすぐ近くまで行くことができます(建物内部には入れません)。気になる方はこちらからどうぞ。
記念乗車券は販売枚数が限られているので、興味のある方はぜひお早めに。
◆関連リンク
・六甲・まや空中散歩 – 公式サイト
・摩耶山ポータルサイト mayasan.jp – 公式サイト
神戸ジャーナル 編集部
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