
現在再放送中の、中山美穂さんが長女役を演じたドラマ『平成細雪』は、原作・撮影地ともに「神戸」が関係しています。3月9日(日)より4週連続放送中。
神戸市東灘区住吉東町1-6-50
画像:中村ゆり公式Instagramより
ドラマ『平成細雪』は、神戸ゆかりの文豪・谷崎潤一郎の小説「細雪」を、バブル崩壊後を生きる女性たちの物語として描いたドラマです。
小説の舞台は、谷崎潤一郎が1936年(昭和11年)から7年間居住した東灘区「倚松庵(いしょうあん)」でしたが、ドラマでは時代設定が平成となり、舞台が大阪や西宮に変わっています。
気になるストーリーは、こんな感じ。
あの美しき四姉妹が、平成日本にあらわれる!
文豪・谷崎潤一郎の名作「細雪」が、バブル崩壊後を生きる女性たちの物語として蘇る。華やかで美しく、せつないけれど笑えるゴージャスなスペシャルドラマ!平成4年春、大阪船場を代表する名家・蒔岡家は会社を人手に渡し、元禄以来の歴史を閉じた。
何不自由なく生きてきた四姉妹の新たな人生が始まる。
長女・鶴子(中山美穂)はかつての栄華の記憶を胸に誇り高く生きようとするが現実はままならない。
次女・幸子(高岡早紀)は心優しい夫に不満はないが、二人の妹の不可解な行動に振り回されている。
周囲から結婚を望まれている三女・雪子(伊藤歩)は、人の欠点がまず目についてしまうという性格が災いし、実らぬ見合いはすでに20回を越えた。
四女・妙子(中村ゆり)は家の束縛を嫌う、恋多き奔放な女性。ある夜、妙子は関西を襲った台風に巻き込まれる。
そして激しく動き出す四姉妹の運命・・・。
現在はドラマ1・2話のテレビ放送が終了しています。1・2話のあらすじはこんな感じ。
第1話
平成4年春、大阪船場を代表する名家・蒔岡家は会社を人手に渡し、元禄以来の歴史を閉じた。本家を守る長女・鶴子(中山美穂)は、かつての栄華の記憶を胸に誇り高く振る舞う。次女・幸子(高岡早紀)は二人の妹に振り回されている。実らぬ見合いはすでに20回近い三女・雪子(伊藤歩)、そして、恋多き奔放な四女・妙子(中村ゆり)。この日も雪子はとある男との見合いに臨むのだが…。第2話
妙子(中村ゆり)は駆け落ちまでした腐れ縁の啓坊(福士誠治)から指輪を贈られるが、写真スタジオを切り盛りする板倉(柄本佑)と急接近していた。幸子夫婦(高岡早紀・神尾佑)には井谷(濱田マリ)から雪子(伊藤歩)の新たなお見合いの話が持ち込まれた。大学でマグロの研究をしているというその男・野村(松尾スズキ)は40代というが著しく老けて見えた…。

4姉妹は、「中山美穂」さん「高岡早紀」さん「伊藤歩」さん「中村ゆり」さんが演じています。
2018年に放送されたドラマですが、当時、撮影は「神戸」でも行われたそうです。
画像:神戸フィルムオフィス公式サイトより
撮影協力を行った「神戸フィルムオフィス」によると、ロケが行われたのは、「神戸ポートピアホテル」「神戸北野テラス」「ポートアイランド北公園」みたい。
ロケ地・原作ともに「神戸」に関連しているので、再放送のこの機会に、興味のある人は見てみてはどうでしょうか。
すでに放送された第1・2話については、NHKオンデマンドで配信されていますよ。
神戸を舞台にした映像作品については、こちらの記事でも紹介しています。
ありさ
スイーツとハロプロのアイドルが好き。
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