2029年4月に、王子公園に開設予定の関西学院大学「王子キャンパス(仮称)」には、既存学部が移転する方針になったそうです。
神戸市灘区王子町2-1
関西学院大学は1889年に、現在の王子動物園がある場所(原田の森)で創立し、後に西宮市に移転しました。
王子公園の再整備にあたって市が大学を誘致し、関学が応募。審査を経て2023年12月に基本協定を結んでいます。
王子スタジアムが移転後の約3.5ヘクタールにキャンパスができる構想。地域に開かれたキャンパスとして、4,000人規模の学生が通う予定なんだとか。
今後のスケジュールでは、2024年秋をめどに神戸市と土地譲渡契約を締結して、具体的に公表するみたい。
2026年ごろに土地の引き渡しを経て、創立140周年を迎える2029年度に開設予定です。
西宮市の「上ケ原キャンパス」と三田市の「神戸三田キャンパス」よりもアクセスの利便性が良い立地なので、学生はもちろん、海外などから訪れる研究者にとっても、新幹線や空港が利用しやすくなると考えているみたい。
神戸三田キャンパスのほうでは、来年4月、近隣に複合施設を開設予定で、大学初となる300人規模の学生寮のほか、県民が使えるスペースやジムなども設けられます。
関学大はこの3つの拠点をそれぞれ活かして、文理融合の学びや、長期留学に挑戦する学生の支援、留学生の受け入れなどに注力するそうです。
王子キャンパスの開設まであと5年ほど。最終目標の学生数4,000人に対して、留学生を2割(800人)にするのが目標だそうで、どういう教育組織にするのか具体的に詰めているところなんだとか。これから少しずつわかってきそうですね。
◆関連リンク
・関西学院大学 – 公式サイト
神戸市と兵庫県の発展に大きく寄与するPJだと期待してます。関学さんありがとう。
このプロジェクトは神戸市と関西学院にとって 正にwin & winの関係だと思います。神戸市にとっては お金が入る 古くなった施設がなくなる 人が集まり人口が増える等々。関西学院にとっては 由緒ある利便性の良い地に新キャンパスができる。少数の反対者の意見は容易に解決策が見つかりそうなものばかりです。
神戸市にとって100億円が入るし、公園の整備もできる。関西学院にとって創設の地にキャンパスが持てる、他にない立地が手に入る。これこそwin winな関係の至りでしょう。
マンションや商業施設が建つことを思えば大学キャンパスは最適。
しかも名門私立大学。なおさら歓迎すべきだと思う。
王子公園のリニューアル、関学の王子公園移転に大賛成です。町全体が古くなり高齢化が進む王子公園周辺に活気が出てくることを期待してます。併せて阪急電鉄ともタイアップしてボロい王子公園駅を大幅に改装してほしいと思います。公園の再整備に反対してるのは高齢者ばかりのような気がします。地元市民の大多数は賛成してます。
報道機関は、なぜ神戸市と市長(そして関学)が、民主社会の主権者かつ王子公園の所有者・使用者である神戸市民に事前の相談全くなく、そして市民の全く知らないところで、多分関学と最初から打ち合わせ合意し、形式的な「公募」で「応募」した同大学の誘致を主目的にした王子公園再整備計画が強引に押し進められる、誰でもが疑問視する事実に目をつむり、市と関学の公表だけに基づいた報道をするのでしょうか。なぜ市による主権者完全不在の本計画立案過程に疑問を抱かないのでしょうか。一体報道機関の責任と役目は何でしょうか。報道機関がしっかりしていないため神戸に限らず多くの自治体による主権者無視のこうような横暴がまかり通る社会になってしまっています。御社のご意見を聴きたいです。(多分このコメントは没にされると思いますが。)
南海トラフの津波被害区域なのが心配です。
関学の経済、法、社学などの主力学部は移転しないと思いますが、もし主力学部を移転して、南海トラフでキャンパスが流された場合、関学へのダメージは相当になると思います。キャンパスの規模的に、理系学部の移転が難しいように見えるので、関学がこれからどう動くのか、すごく楽しみです!
王子プールまで廃止は反対です。パブリックコメントも全く反映されず、市民を大切にしない今の神戸市政酷すぎます。
静かな環境の王子公園周辺がさわがしくなるのは耐えられない。
本当に移転やめてください
国際学部と三田の総合政策学部が移転すると思います。
後は新キャンパス設置に合わせて新設する学部あればそれでしょう。
関西学院の原型は上ヶ原に当然残すでしょうね。神、文、社会、法、経済,商は一体となって上ヶ原の歴史を作ってきたから不可分。いずれかを移すとなるの同窓からものすごい反対運動が起こるでしょう。
神戸三宮に近く、空港にも近いキャンパスは楽しみですね。
既存学部の再編なら、大学誘致に提案した内容と違うのではないか。広報するたびにだまされたとしか思えない関学の戦略が信じられない。
神戸市長、金払ってもらえれば関学が何してもかまわないのでしょうか。市民の権利蔑ろの王子公園再編。
おそらくですが、そもそもの目的は南海トラフが直撃すると言われている神戸の修繕費用の軽減だと思います。市長は少しでも修繕費用を抑えたいのでしょうから、王子公園は津波被害区域なので、再整備と言いつつ民間に手渡し、市の修繕費用を軽減するつもりなんだと思います。関西学院が来てくれれば、津波がくる前後でも大きな利益が見込めるため、多少であれば、関学からの要望も受け入れる方針なんだと思います。