神戸に寄港する最大級のクルーズ客船「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」の中を見てきた

年に数回神戸に寄港する最大級の大型クルーズ客船を見てきました。「市民見学会」に同行したので、見学の雰囲気もお伝えします。


神戸市中央区新港町4

「外国に行く」みたいな感じです

大型客船が寄港するのは、「ポートターミナル」。「神戸大橋」を渡る途中にあります。

ポートライナーの「ポートターミナル駅」降りて、すぐ目の前。

他のアクセス方法としては、駐車場があるので「車」も可能、歩道が整備されているので「徒歩」という選択肢も。「JR三ノ宮駅」から歩いて30分ほど、ちょっといい運動?

正面の入口を入ると「待合ロビー」になってまして、建物的には「3階」です。

ガラス張りで明るい印象。ガラス戸を出ると「送迎デッキ」で、大きな船体を目の前に見ることができる場所。

今回は、神戸市の「市民見学会」に同行しました。

「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」以外にも外国の大型客船は時々寄港していますが、見学会で中まで見せてもらえるのは年に数えるほど、抽選で当たった人だけ。

外から見るだけでも、なんか楽しいんですが、やっぱり中は見てみたいもの。

超巨大客船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」を見てきた。大きめのマンションが浮かんでるような意味分からんサイズ

2018年7月11日

まずエスカレーターで「1階」へ。このフロアは、乗船しない人は「入っちゃダメ」なエリアで、「手荷物受付」などがあります。

外に出ると、いきなり港の職員からチェックを受けます。

不法な出入国を防ぐためで、事前に申請していない人、船の乗船客・スタッフ以外は、降り立つことすらできません。厳しい!

つまり、大型客船を真下から見上げるというのも、「特別」な体験。

「ポートターミナル」の建物よりも大きいのがわかります。

見えているところで60mくらいあるので、だいたい20階建てのビルと同じ。もはや、タワーマンション級。

近すぎると、船感は、「救命艇」が積まれてることくらいです。

この日の乗客は約4700人、乗組員も合わせると6000人以上が乗ってる計算。

乗船に必要なのが、「パスポート」。一人ひとり、外国人のスタッフからチェックを受けます。

空港での「入国審査」みたいな感じ。「大型船は初めて?」とか英語で聞かれたりはしませんでした。

無事終わると、渡されるのが「ビジターパス」。ここに、乗船時に撮影する「顔写真」を登録して、降りる時も「同じ人物」かしっかりチェック。

乗船客も、これに似た「シーパスカード」が渡されるそうで、常に持ち歩いて、乗下船、客室の出入り、支払いなども「ピッ!」で。

乗船時には、空港と同じレベルの手荷物検査もあって、金属探知機のゲートを通ったり、セキュリティはかなりの厳しさです。

こうして、いよいよ船内へ。

 

この記事を書いた人

カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

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