桜の季節『まやビューライン』で阪神間を一望できる「掬星台」へ

最後は「桜のトンネル」をくぐって帰路へ

『摩耶山天上寺』を後にして、掬星台の「星の駅」に戻ります。行きはバスも通る大きな道を歩きましたが、帰りは自然を求めて別の道を選んでみました。

いくつかのルートがあるので気の向くままに歩きましたが、至るところに標識があるので迷うこともなく、短いながらもハイキング気分を味わうことができました。

こちらは「星の駅」の入口ときっぷ売場。往復券を購入しているので帰りの改札もスムーズでした。

行きは気づきませんでしたが、ロープウェーの天井はこんなふうになっていました。夜になったら星のように光るんでしょうか。次回は夜に来て確かめないと。

ロープウェーの「虹の駅」とケーブルの「虹の駅」の間にはちょっとした展望スペースがあります。ここの標高は451mということで、掬星台よりも間近に神戸の街並みを見ることができるのがポイント。

景色に気を取られていたら改札開始のアナウンスが。でも、歩いて数十秒の距離なので問題ありません。

ちなみに帰りのケーブルは、往路ですれ違った赤の車両でした。

赤の車両は車内のシートも赤。車窓から見えるのは上りの時とは全く違う景色で、これもまた楽しい感じ。トンネルの手前では、下から上ってきたグリーンのアイツとすれ違います。

途中、イノシシの親子なんかもいたりしてキョロキョロしていたら、あっという間にスタート地点に到着。

道中の車内アナウンスではバスの時間を知らせてくれるので、乗り継ぎもスムーズです。

同じ18系統でも、来た道を戻る三宮方面行きか、阪急六甲・JR六甲道方面行きかに分かれます。どちらも料金は同じですので、当たり前ですが便利な方を選んで乗りましょう。

ちなみに、ここでバスに乗らず、少し東へ歩くと「桜のトンネル」と呼ばれる場所があります。

ここ高尾通には、南北約400mの両脇に大きなソメイヨシノが約70本も並んでいて、神戸を代表する桜の名所のひとつになっています。

ケーブル下からバスに乗ると、ここをくぐりながら駅に向かうことになり、それはそれで贅沢な気もしますが、せっかくならのんびり坂を下りながら桜を愛でるのもいいのではないでしょうか。

繰り返しになりますが、坂が急で上るのはキツいため、行きではなく帰りに楽しむのがベスト。そこを忘れずに訪れる摩耶山は、きっと楽しい思い出になるはずです。もちろん、桜の季節が終わっても楽しめることは間違いありません。

スポット名まやビューライン(摩耶ケーブル&ロープウェー)
ジャンルケーブルカー、ロープウェー
料金摩耶ケーブル
【片道】大人450円/小人(6歳以上12歳未満)230円
【往復】大人780円/小人(6歳以上12歳未満)390円
摩耶ロープウェー
【片道】大人450円/小人(6歳以上12歳未満)230円
【往復】大人780円/小人(6歳以上12歳未満)390円
※全区間:片道 小人(6歳以上12歳未満)450円。その他の各種割引は公式サイトをご確認ください。
住所神戸市灘区摩耶山町2-2(星の駅)
電話番号078-861-2998(星の駅)
営業時間摩耶ケーブル:10:0017:40(金土日祝および7/20〜8/31は21:00まで)
※11/1~3/19の金土日祝は20:00まで
※「摩耶ケーブル駅」発「星の駅」行の終発は各20分前。往復する場合は最終便を確認のこと。
摩耶ロープウェー:10:1017:30(金土日祝および7/20〜8/31は20:50まで)
※11/1~3/19の金土日祝は19:50まで
定休日火曜
※火曜が祝日または休日の場合は営業し、翌日に休業。
※強風等により休業することがあります。
リンク公式サイト
駐車場なし

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