実はアトラクションが多い体験型ミュージアム『カワサキワールド』で、日本のものづくり力に触れて、学んで、楽しむ

バイクや船だけでなく、鉄道や飛行機のメーカーとしても有名な川崎重工グループが運営する『カワサキワールド』。

年間約20万人もの人が来て、神戸の観光スポットとしてもすっかり定着している人気の企業ミュージアムへ行ってきました。


神戸市中央区波止場町2-2

まずはパネルと模型がお出迎えの歴史エリア

『カワサキワールド』があるメリケンパークは、JR・阪神電車の元町駅から海側へ15分ほど。「ホテルオークラ神戸」の南側が目的地なので、ホテルのロゴが入った背の高い建物を目印に歩くと分かりやすいです。

東側から見るとこんな感じ。白いフレームの建物は帆船の帆と波をイメージしているそうです。道路を挟んだ西側には高さ108mの「神戸ポートタワー」があります。

手間には、以前に紹介した「PORT OF KOBE」のコンテナも見えます。コンテナは海の感じがでるので、意外とフォトスポットではないでしょうか。

神戸人がグッとくるオシャレなコンテナ【神戸フォト】

2016.11.01

入口のチケット売り場でチケットを購入。『カワサキワールド』の入場料は「神戸海洋博物館」の入館料に含まれているので両方鑑賞できます。

入場料
大人600円小人(小中学生)250円幼児は保護者1名につき2名まで無料
※「老人手帳(神戸市民に限ります)」・「身体障害者手帳」・「療育手帳」・「精神障害者保健福祉手帳」をご持参の方は個人料金の半額(神戸ポートタワーとの共通券は対象外)。

『カワサキワールド』の公式サイトには割引券のページがあるので、入口でスマホの画面を見せると大人は100円、小・中学生なら50円が割引に(1枚で5名まで。他の割引との併用は不可)。

また、「神戸ポートタワー」にも行く人は大人で300円が安くなる「共通券」もオススメです。

そもそも安いですが、「のびのびパスポート」を持っていれば無料で入れたりもします。見学だけでなくアトラクション系がそれなりにあったりしますので、地元のファミリーでも結構使える施設ではないでしょうか。

中に入ると大きな船の模型。これは「神戸海洋博物館」の展示物なので、今回はスルーして奥にある『カワサキワールド』へと進みます。

入口。受付の人がいたりしますが、特にチケットのチェックなども無いのでそのまま中へ。一応解説すると、「神戸海洋博物館」の一部が『カワサキワールド』になっている形です。

全体マップ。約2,000㎡のフロアは9つのコーナーとゾーンに分かれていて、パネルや模型の展示だけでなく、実際の機械製品なんかも並んでます。マップを見るだけでもサイズ感がよく分からなくなってくるくらい大きい実機が。

最初に出てくるのは創業者と初代社長の大きなパネル。ただならぬ目ヂカラを感じながら、造船からはじまった川崎重工の生い立ちを知ることができます。

創業者の川崎正蔵は1878年に東京・築地で造船業をはじめ、神戸にも造船所を開設。1896年には神戸に本社を置く川崎造船所を設立しました。

その初代社長に就任した松方幸次郎は優れた国際感覚と経営手腕で事業の多角化に成功し、世界進出も果たしました。今の「Kawasaki」のグローバル感はこの人から始まったのかも。

ちなみに、川崎重工は、三菱重工業・IHIとともに、3大重工業メーカーです。

どこかで見たことのあるようなこのマーク。「リバー(川)マーク」と呼ぶそうです。これまで、様々な場面でロゴとして使用されてきました。今でも使われたりします。

なんとなく写真を撮りたくなる江戸感。歴史を感じます。

奥にはヒストリーコーナーがあって、壁一面に年表が広がってます。

造船からスタートした川崎重工が今の総合重工業へ発展してきた道のりを、写真を中心に展示しています。設立は1896年(明治29年)で、120年以上続くその歴史は日本の工業化の流れとも重なっているようです。

古い写真が多く、社会の授業で使っていた資料集を見ているような気もしてきます。それだけ歴史が長いということですが。

展示台には模型や映像モニターがあり、年表の下には「神戸のできごと」も書かれています。

年表の近くには、昔のロボットやジェットスキーなどが展示されています。一般向けというよりは工場などで使われる機械も多かったりもしますので、普段あまり目にしないものが展示されているので新鮮。

良い意味で普通の博物館っぽさが無い感じです。通常の博物館とはそもそもターゲットにしている時代が違い、近代の歴史を一つの側面から見れるのも企業ミュージアムの特徴ではないでしょうか。

川崎重工はJリーグ・ヴィッセル神戸のスポンサーをしていて、イニエスタとポドルスキのサイン入りユニフォームも展示されてます。

ヒストリーコーナーの次は「カワサキワールドシアター」。幅14mもある大型スクリーンに約5分間のムービーが流れ、陸・海・空で活躍する川崎重工の製品が登場します。

川崎重工のことをさっと知りたい場合は、このムービーを見るとふぁさーと理解できます。画面がカーブしているせいか映画館とはまた違った感覚で、音にも映像にも迫力があったりします。

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