異国情緒あふれる街並みが印象的な神戸には、韓国・中国・ベトナムなどのアジア圏を中心に、さまざまな国・宗教・文化の人々が住んでいます。
そこで外せないのが「食文化」。飲食店はもちろんのこと、神戸には海外の食品を購入できるお店もたくさんあるんです。
今回は、まるで現地のスーパーのような雰囲気を感じられる『輸入食品店』をご紹介します。
もくじ
● 【北野】キタノストアー
● 【北野】神戸ハラールフード
● 【北野】インド プロビジョン ストア
● 【北野】インドバザール Marketed byジュンコ貿易
● 【三宮】神戸スパイスストア 神戸三宮琴ノ町店
● 【三宮】LEE MART 三宮店
● 【花隈】CHO VIET MOTOMACHI
● 【元町】ディスカウントストア・ソウルマート 神戸元町店
● 【西元町】丁記商行
● 【西元町】銘昇通商
『キタノストアー』はトアイーストの山側、パールストリート沿いにある輸入食品スーパーです。
「神戸ムスリムモスク」の目の前にあり、「ハラール食材」を中心に中東から西アジア、東南アジアなど幅広い地域の食品を取り扱っています。
こちらは、トルコのお菓子「バクラヴァ」。シロップをたっぷり染みこませたパイ生地に、ナッツなどを重ねたスイーツです。「デザートの王様」との言われているんだとか。
お菓子やレトルト食品も販売されているので、「現地の食材とか調味料なんて、どう使えばいいのかわからない」という人でも気軽に訪れることができるんじゃないでしょうか。
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・キタノストアー – 公式サイト
『神戸ハラールフード』は、さきほどの「キタノストアー」から徒歩2分、トアロードの1本東側の通りにあります。
神戸女子大学の目の前にある、「ハラール食材」の専門店です。
画像:Instagramより(@tsutsu_min_n)
店内は小さめでありながら、瓶詰から調味料、精肉までずらりと並んでいます。なかには「ハラール焼肉のたれ」や「ハラールみりん」なんかもあり、普通のものとどう違うのか気になります。
買っても余ってしまいがちなスパイスを、少量でリーズナブルに買えるのは嬉しいところ。
ぎっしりと商品が並んだ店内は、見ているだけでもワクワクしますね。
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・神戸ハラールフード – 公式サイト
画像:Instagramより(@tomokojewel)
『インド プロビジョン ストア』は、ハンター坂を上って「パールストリート」よりもさらにもう一本山側まで行ったところにあるお店です。
レンガ調のビル「異人プラザ」の地下1階にあり、1階には直営のカレー屋さん「クスム」があります。
画像:Instagramより(@thup_nam)
こちらでは、インドのスパイス・雑貨・食品・香辛料・インスタント食品などが販売されています。
「クミン」や「コリアンダー」など名前を着たことがあるものから、「サージラ」や「ヒン」など味も香りもあまり想像がつかないものまで、本格的なスパイスが揃っているのが魅力。
数種類のスパイスがブレンドされた「自家製カレーパウダー」というのもあるようなので、スパイス初心者でも意外と簡単にチャレンジできるんじゃないでしょうか。
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・インド プロビジョン ストア – 公式サイト
『インドバザール』は、さきほどの「インド プロビジョン ストア」から徒歩2分、山本通り沿いにあるお店です。
左手にらせん階段のあるビルの2階にあり、インドのスパイス・チャイ・雑貨などが販売されています。
こちらでは、50種類を超える高ランクのスパイスが取り扱われています。
インド料理に欠かせないスパイスをまとめた「本格インドスパイス 12種類セット(レシピ付き)」は、初心者にもぴったり。
インドのミルクティー「チャイ」用の、オリジナル「ティーマサラ」もかなり本格的だと評判のようです。
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・インドバザール Marketed byジュンコ貿易 – 公式サイト
『神戸スパイスストア 神戸三宮琴ノ町店』は、JR三ノ宮駅から山側へ徒歩2分、「フューチャービル」という建物の1階にあるお店です。
このほかに二宮・神戸国際会館・新長田・大阪・東京など、あわせて8店舗が展開されています。
こちらではスパイス・豆類などはもちろん、オリジナルの「ピクルス(アチャール)」や「チャトニ(ソース)」などが販売されています。
これら「インドの食卓シリーズ」は「神戸セレクション」にも選ばれていて、手土産などにもいいかもしれません。
チーズ・ロティ(無発酵パン)・チリ・サモサ(インドの軽食)・スイーツなどの「冷凍食品」もあるそうなので、気軽に「インドの食卓」を取り入れられそうです。
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・神戸スパイスストア 神戸三宮琴ノ町店 – 公式サイト
『LEE MART 三宮店』は、三宮センター街の「マクドナルド」の角を山側に入ったところにあります。
韓国で話題のお菓子・調味料・お酒などが集まるスーパーマーケットです。
大阪・鶴橋のコリアンタウンに本店があり、こちらは2店舗目になります。
外から見ると「これぞ韓国!」という感じのインスタント麺・スナック菓子などが見えますが、意外にもお惣菜・キムチ・精肉などの食品も揃えられているそう。
インスタントなどを使った手軽なランチから、食材・調味料をそろえて本格的な韓国料理に挑戦!というのもいいんじゃないでしょうか。
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・LEE MART 三宮店 – Instagram
『CHO VIET MOTOMACHI』は、阪急「花隈駅」西口改札を出てすぐのところにあります。
お菓子や調味料から生鮮食品まで、幅広い「ベトナム食材」が販売されています。
こちらは、ベトナムのデザート「チェー」。フルーツや豆類などをミルクに入れて混ぜあわせたものです。南国フルーツ「ドリアン」が入っているのが気になるところ。
隣には『Kimi’s Kitchen(キミズ キッチン)』という、バインミーなどが食べられるベトナム料理屋さんもあります。
お店で食べて気になった食材を買って帰る、なんていうこともできそうです。
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・Chợ việt motomachi – Facebook
『ディスカウントストア・ソウルマート 神戸元町店』は、各線「元町駅」から徒歩2分、元町商店街の中にあるお店です。
韓国の食材・コスメ・雑貨などを取り扱っていて、昨年10月には三宮にも新店舗ができました。
「ディスカウントストア」とだけあって、人気のインスタント食品や化粧品が安く買えることもあるみたい。
辛い炒め麺「プルダック」シリーズや、パックが有名なコスメブランド「メディヒール」なども豊富にそろっています。
なんと神戸元町店では、「韓国語教室」も展開されているんだとか。韓国好きにとっては行くだけで楽しめそうですね。
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・ディスカウントストア・ソウルマート神戸元町店 – 公式サイト
『丁記商行』は、阪神 西元町駅から徒歩1分、駅のすぐ山側にある「宇治川センター」という商店街にあるお店です。
「豚まん」や「北京ダック」など手作りのお惣菜から、冷凍食品・調味料など、幅広い「中国食材」が販売されています。
店頭には、北京ダックやチャーシューのようなお肉がくるくる回っている「ショーケース」が設置されていて、現地のスーパーそのままのような雰囲気を味わうことができます。
店内奥の方には厨房もあり、楽しそうな中国語の会話が聞こえてくるのも現地っぽい。
商品の表記はほとんど中国語で書かれていますが、日本語を話せる店員さんもいるみたいなので安心できますね。
『銘昇通商』は阪神 西元町駅から徒歩3分、元町商店街「5丁目」のなかにあります。
中国・台湾から直接輸入したスナック菓子・袋ラーメン類・食品・飲料など、さまざまな食料品を「まとめ買い」できるお店のようです。
現地の味を復元した種類豊富な「手作り冷凍水餃子」や、「酸菜(スヮンツァイ/酸っぱい白菜の漬物)」などの冷凍食品も販売されています。
店頭では日によって異なる商品が特売になっていることも。
商店街のなかにあるので、お買い物のついでにちょっと立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
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クスムは2階じゃないかな?
一番の老舗、神戸グロサーズが入ってないのは残念
ボヤ騒ぎもありましたが応援したいです