風吹岩を左手に登山再開。え、登り?と思いきや、すぐに比較的なだらかな道が続くので、のんびりと自然を楽しみながら歩けます。風吹岩は色んなルートが交わる場所でもあります。
二股に分かれた道が出現しますが、どちらを進んでも同じところに出ますので、足場の良い方へ進みましょう。この辺は湿原があるためか、ジメジメしていて歩きにくい印象。
「荒地山へ」の標識。荒地山は岩が多く、アスレチック気分が楽しめる隠れた人気エリアです。こちらからも山頂を目指すことは可能ですが、危険な箇所もあるのでしっかり準備してからチャレンジしたいところ。
小さな小川を渡ります。美しく澄んだ水とせせらぎにホッと癒やされますが…。
残念! 水質調査の結果、汚染がひどく飲料には適さないと表示されていました。見た目で判断してうっかり飲まないように。
なんだこれはと思ったら、イノシシ除けのゲートでした。この辺には「芦屋カンツリー倶楽部」があるので、ゴルフ場に入れないためのものみたいです。普通に無事通過。きちんと閉めてから進みましょう。
次はカート道を横断します。実は上りはここからが本番。結構上ってきたつもりでしたが、ゴルフ場を見るとまだまだ先があることを思い知らされます。
ちょっとキツめの上りを越え、雨ヶ峠に到着。雨ヶ峠の表示とともに、東おたふく山の表示も見えます。
右奥には東おたふく山に向かう階段が。東おたふく山は標高697m、笹の草原が広がる六甲唯一の草原の山として人気があります。子どもの足でも歩きやすいので、余裕があれば立ち寄って欲しいポイント。
パッと見は地味ですが、ここ雨ヶ峠は多くの人が休憩やランチを楽しむスポット。ベンチが複数設置されているほか、倒れた木でできた自然のベンチもありますので、混み合っていてもゆっくり座れます。
ここからは上りが続くので、しっかり休憩を取っておきましょう。
神戸ジャーナル 編集部
ライター一覧