昭和の「ジオラマ」などが展示される、冬季企画展『神戸・うつりかわる町とくらし2~昭和ノスタルジー~』3月6日まで。神戸市埋蔵文化財センター

西神中央公園にある「神戸市埋蔵文化財センター」で、昭和レトロな製品・生活風景のジオラマなどが展示される企画展が開催されています。

神戸・うつりかわる町とくらし2~昭和ノスタルジー~

2022年3月6日(日)まで 10:00~17:00(入館は16:30まで)
神戸市埋蔵文化財センター1階 企画展示室


神戸市西区糀台6-1

企画展では「神戸の町の移り変わり」に重点を置いて、戦災資料から家電、学校給食などが展示されます。

昨年好評だったという、昭和時代の生活風景を再現した「ジオラマ」もみられるそうです。

令和も4年目となった今、「昭和」の時代はもう遠い過去のよう。

一方で、77年前に太平洋戦争が終わり、戦災復興・高度経済成長を経て、人々の暮らしの生活様式が大きく変化を遂げていった「古き良き時代」としても認識されています。

「昭和レトロ」のブームはこういった昭和30~40年代に郷愁を覚えつつ、現代では失われつつある生活の知恵・工夫が改めて注目を集めたものなんだそうです。

展覧会の構成と主な出品資料

(1)神戸発展の礎
・神戸臨港鉄道(市内出土考古資料)
・神戸市電関連資料(神戸市交通局地下鉄車両課蔵)
(2)灰燼(かいじん)に帰した神戸の街
・神戸の戦災関連資料(神戸市行財政局業務改革課蔵・神戸空襲を記録する会蔵)
(3)復興を経て高度経済成長へ
・白黒テレビ/洗濯機ほか(三田市地域創生部市民協働室文化スポーツ課蔵)
・カラーテレビ(明石市立文化博物館蔵)
(4)懐かしい昭和の生活風景
・再現ジオラマ
(5)神戸市域のうつりかわり
・実測神戸市地図/神戸市街地図(神戸市立中央図書館蔵)
(6)神戸港のうつりかわり
・神戸港変遷図(神戸市港湾局振興課蔵)
(7)学校のうつりかわり
・教科書
・学校給食(神戸市教育委員会事務局健康教育課蔵)
(8)市内各区の昭和ノスタルジー
・東灘/灘/中央/兵庫/北/長田/須磨/垂水/西、各区の古写真数枚ずつ(神戸アーカイブ写真館蔵)

 

 

関連イベント

企画展に関連して、昔遊びの体験やコンサートなどが開催されます。

昭和の外遊び(竹馬・独楽まわし・羽根つきなど、お正月にちなんだ野外遊び体験)
【日時】2022年2月5日(土)10:00~15:00

神戸空襲の体験を語る会「戦争の頃の子どもたち」
【講師】神戸空襲を記録する会 馬場 章子氏・小城 智子氏
【日時】2022年2月13日(日)11:00~12:00/14:00~15:00

昭和の車 大集合(昭和の時代に活躍した自動車などが実際に走るパレード)
【日時】2022年2月20日(日)10:00~15:00 ※雨天の場合は2月23日(水・祝)に順延

マリンバコンサート「Three MARIMBISTAS from KOBE」
【日時】2022年3月6日(日)14:00開演
【会場】神戸市埋蔵文化財センター エントランスホール
【料金】入場無料(当日先着50名)


冬季企画展「神戸・うつりかわる町とくらし2~昭和ノスタルジー~」概要

期間
2022年3月6日(日)まで 10:00~17:00(入館は16:30まで)

会場
神戸市埋蔵文化財センター1階 企画展示室

休館日
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)・2月24日(木)

入館料
無料

問い合わせ
神戸市埋蔵文化財センター TEL:078-992-0656/FAX:078-992-5201

ここ数年「昭和レトロ」が流行っていますが、本物の昭和の暮らしに触れ見てはいかがでしょうか。

昭和レトロな雰囲気が好きな人はこちらの記事もぜひ。

【話題】三宮・元町で『昭和レトロ』を楽しめる「フォトジェニック」なカフェ5選

2022年1月15日

◆関連リンク
神戸市埋蔵文化財センター – 公式サイト

 

この記事を書いた人

ふうか

基本どこへ行くのも徒歩で移動します。

ライター一覧

コメントを残す

日本語が含まれないコメントは無視されます。コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は承認されません。