1890年(明治23年)、和田岬に和楽園が建設され、その7年後、同じ場所に開設された施設は?【神戸クイズ】

神戸のことをもっと知れる【神戸クイズ】のコーナーです。

今回のクイズをどうぞ。

 

 問題 
1890年(明治23年)、和田岬に和楽園が建設され、その7年後、同じ場所に開設された施設は?

 

①植物園
②動物園
③水族館
④美術館

 

正解は......

 

 

 ③水族館  です! 

問題提供:神戸商工会議所 第10回 神戸学検定 初級 問11(平成28年)

和楽園の水族館模型(須磨海浜水族園所蔵)

 解説  和田岬水族館

明治28年(1895年)、第4回内国勧業博覧会が京都で開かれたとき、博覧会附属の施設として和田岬の遊園地「和楽園」に「和田岬水族放養場」が開設されました。博覧会が終わったのち、水族放養場は保存することになります。

明治30年(1897年)、第2回大日本水産博覧会が神戸で開催され、「和田岬水族放養場」を充実させ、本格的な水族館を開設。この「和田岬水族館」が日本最初の水族館と言われています。

博覧会終了後、水族館は湊川神社の境内に移され、「楠公さんの水族館」として明治35年(1902年)から明治43年(1910年)閉館まで約8年間、市民に親しまれたそうです。

この後、昭和5年(1930年)に神戸海港博覧会が開催されたとき、神戸市水産会が「湊川水族館」を開設、昭和18年(1943年)末まで存続していました。

そして、昭和32年(1957年)に「須磨水族館」が誕生し、昭和62年(1987年)に「須磨海浜水族園」として再スタートを切り、現在に至っています。

 

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