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兵庫区・七宮神社の西に『神戸市歴史公文書館』ができてきてる。国の有形文化財も活用

歴史的に重要な「公文書」や、貴重な地域の「歴史資料」などを保管し、市民にも利用してもらうための施設の建設が進んでます。


神戸市兵庫区本町2-3

『神戸市歴史公文書館』を作っているのは、兵庫区の国道2号線から少し南に行ったところ。JR兵庫駅と神戸駅の間あたりで、「七宮神社」より少し西側のエリアです。

北を向くと奥に小さく阪神高速の高架が見えます。向かいの緑は「本町公園」で、西へ行くと「スーパーマルハチ 柳原店」が近くにあります。


※工事前の「岡方倶楽部」2022年撮影

敷地の半分は国の登録有形文化財「岡方倶楽部」があって、そこを改修しつつ、もう1棟建てる計画で整備が進められてます。

詳しい場所や「岡方倶楽部」の歴史については、以前の記事でもお伝えしています。

「岡方倶楽部」は、工事用のシートに覆われて、引き続き改修工事が行われています。文化財なので、外観はほぼ元のまま維持されるようです。

ここは市民が利用できる「展示室」などとなる予定。兵庫商人の社交場として利用された洋風建築、建築に興味をもって足を踏み入れる人もでてくるかもしれませんね。

主に「書庫」として利用される予定の「増築棟」は、地上5階、地下1階となります。いまは、コンクリートなどを流し込み壁などを作っている段階。

ちなみに、保管する予定の資料を持つ中央区にある「神戸市文書館」は、2025 年4月から資料閲覧を中止し、引っ越しの準備に動き出してるみたい。

工事は「2025年10月」までの予定で、開館は「2026年」を予定してます。

 

この記事を書いた人

カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

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