©一般財団法人神戸観光局
「神戸ポートタワー」や「マリンピア神戸」など、観光施設のリニューアルオープンが相次いだ「2024年」の神戸の観光動向をまとめたレポートが発表されています。
神戸ポートタワー、マリンピア神戸など再開した2024年
神戸観光局の「2024年神戸観光年間レポート」によると、2024年は観光施設のリニューアルオープンが相次いだことで、神戸のにぎわい回復につながったんだそう。
たとえば、神戸港を一望できる展望デッキなどが設けられた神戸ポートタワーは4月、約2年半ぶりに営業を再開。1周年を迎えて先日、オリジナルキャラクター「神戸オードリー」も発表されていました。
「マリンピア神戸」は11月にリニューアルオープン。日本初・関西初のお店のほか、飲食店も多数出店しています。「さかなの学校」も5月10日から全プログラムがスタートしています。
台風の影響で5年以上休園していた「須磨海づり公園」も11月に再開しました。釣りはもちろん、新たにカフェなどもでき、リゾートな気分にひたれるスポットになっています。
のべ宿泊者数、外国人は前年比約1.5倍に
画像:神戸観光局「2024年神戸観光年間レポート」より
2024年の観光動向レポートによれば、のべ宿泊者数(速報・推計値)は「704.6万人」で、新型コロナウイルス前の2019年と比較して約1.1倍に。
うち国内の人は「608.9万人」で、2019年比108.5%でした。
外国人は「95.7万人」で、2019年比で129.5%、前年比だと約1.5倍と大きく伸びたんだとか。国籍別では3割超が「中国」で、台湾・韓国と続いています。
画像:神戸観光局「2024年神戸観光年間レポート」より
市内の主要観光施設での来場者数も、3~5月以外の月でコロナ前を超える回復だったんだそう。
特に6月以降は好調で、各月2019年比で110~130%だったそうです。
2025年も、4月に「神戸空港」国際チャーター便が就航したほか、4月4日には新港町エリア(TOTTEI)の「ジーライオンアリーナ神戸」も開業し、アーティストやバンドのライブなどが続々開催されています。同じく4月に開幕した「大阪・関西万博」により、大阪をはじめ周辺の京都・神戸でもホテル需要が急増しているという報道も。2025年のレポートではさらにのべ宿泊者数が伸びるかもしれませんね。
◆関連リンク
・Feel KOBE – 神戸公式観光サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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