画像:公式サイトより
インテックス大阪で『第6回ベーカリージャパンカップ』が行われています。
ベーカリージャパンカップとは、バゲットやデニッシュペストリーを対象としない「日本のパン職人」の技術による「日本のパン」の1番を決める唯一の競技会。
今回で6回目となる本大会の決勝に、わがまち・神戸のベーカリーも進出しています。
審査過程
画像:公式サイトより
競技部門は、食パン部門/菓子パン部門/調理パン部門の3つに分かれています。共通テーマは「国産小麦を100%使用したパン」。
昨年10月の予選・11月の準決勝を経て、2025 年2月18日~20日の期間で「決勝」が行われています。
予選 | レシピとすべての作品を冷凍で送付 |
準決勝 | レシピを元に一部の作品を製造(製造過程・ディスプレイ・プレゼンテーションも審査に含む) |
決勝(現在) | レシピを元にすべての作品を製造(製造過程・ディスプレイ・プレゼンテーションも審査に含む) |
作品の種類
・食パン部門
①柔らかい食パン
②健康栄養を考慮した食パン
③朝の調理を時短できる食パン
・菓子パン部門
①発酵させた生地の折り込み
→中にフィリングを詰め焼いたパン、焼成後(前も可)フィリングを詰めたパン
②発酵生地
→クリームパン、国産小豆を使用した餡パン、メロンパン、固形状(レーズンチョコレート等)の具材を練りこんだパン
・調理パン部門
①焼き込み調理パン(チーズを使用)
②カレーパン
④味噌汁にあうパン
④塩パン
⑤サンドイッチ
→地産地消を取り入れた食パンのサンドイッチ、夕食にたべてもらいたいサンドイッチ(食パンを除く)
審査基準
・作品の見た目の良さ、美味しさ、市場で受け入れられる可能性が高く、独創性に優れていること。
・選手の考えるコンセプトとレシピ及び作品の品質が一致していること。
・製造が効率的にかつ清潔安全に行なわれていること。
・製造技術が優れていること。
決勝進出・店舗一覧
画像:公式サイトより
決勝進出は、3部門合計で17店。うち2店が神戸のベーカリーですが、いずれも菓子パン部門で進出しています。
食パン部門決勝進出者
桑野 景(唐人ベーカリー)/福岡
荒井真由美(ベーカリーハイジ)/千葉
小野雅之(O’z BAKERY)/山形
小出高義(ベーカリーパオ)/新潟
諸田三比呂(魔女のコッペンパ)/埼玉
根本 充(敷島製パン)/愛知
鈴木誠也(グルマンマルセ)/愛知
戸澤 実(pain porte)/岡山
菓子パン部門決勝進出者
奥 裕樹(ブーランジュリーベルドール)/大阪
田熊大幹(神戸屋)/大阪
西郷美沙(Boulangerie Taniguchi)/静岡
楠田法久(ブランジェリークスパン)/兵庫
調理パン部門決勝進出者
芹澤友哉(ブランジェベックファン)/静岡
重冨朋子(SOLBAKERY)/岡山
谷口弘樹(Boulangerie Taniguchi)/静岡
江﨑優子(BREAD HOUSE kiki)/鹿児島
神戸進出店は1店舗!
画像:公式Facebookより
KUSU PAN(クスパン)は垂水区にある街のベーカリーです。
お店ができて10年余りですが地元では人気絶大で、特に人気の塩パンや食パンや焼き上がりの時間になると予約のお客さんで賑わいます。
価格の見直しはありましたが、ミニサイズの菓子パンなども提供されていて、比較的お手頃な価格帯で楽しめるお店。
スタッフさんがいつもにこやかで気持ちの良い接客も魅力の一つです。
優勝すると、さらに人気を博しそうな予感ですね。
パンの街・神戸を代表し決勝に挑むクスパン!結果を楽しみ待ちましょう。
◆関連リンク
・2025モバックショウ – 公式サイト
・パンのすべてがわかるポータルサイト おいしいパン.net – 公式サイト
神戸屋の本社は大阪なので兵庫のパン屋と言うと若干の違和感が・・・「神戸」がつくので兵庫の会社とよく勘違いされるけど
神戸屋は神戸にルーツはありますが大阪の会社なので兵庫のパン屋として扱うのはちょっと微妙かもしれませんね。