
流れに沿って歩き出すと、まずは通路の右側に「アニマル広場」が現れました。そこには大きな口を開けたカバが。ん、カバですよね?
奥の方にはラクダもいます。地面に敷かれたグリーンのイルミネーションも地味に効いてます。良い意味で想定外な造詣が新鮮です。これは子どもにも人気ありそう。

さらに進むとゾウやキリンやシマウマが大集合。サファリパークの様相です。結構リアルにできていて意外と楽しい。思わず近寄って作り方を確認してしまいます。

真ん中のゾーンに戻ると今度はペンギンとフラミンゴが。ここは生態系がとか生息エリアがとか言わず、純粋にイルミネーションの美しさを楽しみましょう。

まだそんなに歩いていませんが、後ろを振り返るとこんな感じ。この日は平日で比較的空いていましたが、やはり休日の夜には多くの人で賑わうようです。

それぞれのゾーンには名前があり、テーマに沿った内容で見飽きることがありません。入口でもらえるチラシがマップになっていますので、参考にしましょう。

突如現れたシロクマ軍団。実際にはこの何倍もいて、全員が同じ方向を向いてキレイに並んでいます。誰もがカワイイと言ってしまうレベルかと。写真の撮りようによっては「映える」スポットです。

少し離れたところにはコアラもいます。このゾーンは「おとぎの広場」ということで、足元にはかわいらしい家やキノコなんかもありました。

こうして見ると、ひと口にイルミネーションといっても、さまざまな光があることに気づかされます。また、造詣や色使いにも強弱というか、メリハリがあって見やすい感じ。
パーク全体で約500万球の電球が使われているとのことですが、ずっとギラギラしていても疲れますし、光の密度や強さなどのバランスが細かく計算されているような気がします。

ここは「HIKARIのシャンパン通り」。奥に見える建物は「宮殿」ですが、ラスボスでも出てきそうな迫力があります。噴水の水面に反射しているのがまた良い感じ。ここも「映える」ポイントではないでしょうか。
ちなみに入口から一番奥までの距離でいうと、この噴水がちょうど真ん中ぐらい。思っていた以上に会場のスケールが大きく、見どころもかなりボリューミーです。
神戸ジャーナル 編集部
ライター一覧