
神戸といえば「海と山の近さ」も魅力の1つですよね。自然に癒やされに、ちょっと遠出をして休日をゆっくり過ごしてみるのはいかがでしょうか。
ということで今回は、須磨の「海と山」を満喫する癒やされ絶景コースをご紹介!春ならではの桜がきれいな「お花見スポット」や、海が見えるランチとカフェも盛り込んでいるので、1日楽しめますよ。
どのスポットも駐車場があるので、車でのおでかけでも駐車場の心配は不要。家族でのおでかけや、デートなどの参考にしてみてくださいね。
所要時間
※本記事は掲載時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
①「須磨浦山上遊園」で山&海の絶景を

『須磨浦山上遊園』は、淡路島を望む鉄拐山や鉢伏山の傾斜地と、海岸沿いの松原から成り立つ自然豊かな公園です。
瀬戸内海・明石海峡大橋・大阪湾を一望できる絶好のビュースポットとして知られていて、回転展望閣からの景色は「神戸らしい眺望景観10選」にも選定されています。
回転展望閣の3階には、回る喫茶「喫茶コスモス」なんてのも。約55分かけてゆっくりと回転していて、どこに座っても絶景が楽しめますよ。

春には、ソメイヨシノ・八重桜・山桜・しだれ桜など約3,200本の桜が咲き誇り、神戸の「花の名所50選」にも選ばれている、市内でも有数の「桜」の名所でもあります。
青い空や、瀬戸内海、山の木々の緑など雄大な自然と、神戸の町並みや明石海峡大橋に加えて、ピンク色の桜やツツジも楽しめておすすめ。自然に囲まれて癒やされますね。

「ロープウェイ」や、昭和レトロな「カーレーター」、眺めのいい「観光リフト」など、ユニークな乗り物があるのも魅力の1つ。
とくに「カーレーター」は、ガッタン!ゴットン!と揺れまくりで、テーマパークのアトラクションに乗ってるような気分に。笑いが止まらなくなるほどみたいなので、子どもと乗るとより一層楽しそうですよね。

そのほか、「サイクルモノレール」や「ミニカーランド」、ちょっとした遊具がある「チビッコ広場」などもあるので、子どもと一緒に過ごしやすいんじゃないでしょうか。
春の桜の時期だと、サイクルモノレールに乗って「桜のアーチ」の中を進みながら、須磨の絶景も楽しんでみてくださいね。実際に春の時期に訪れた記事もあるので、ぜひ。
住所
神戸市須磨区一ノ谷5-3-2
営業時間
10:00〜17:00
※各施設によって営業時間が異なります。詳しくは公式サイトをご覧ください。
※元旦、桜シーズンなど、季節により予告なく変更する場合があります。
休園日
火曜日
※祝日と重なる場合は、営業いたします。
入場料
往復割引回遊券セット Aコース(ロープウェイ/カーレーター/展望閣/観光リフト)大人 1,800円/小人 1,350円
往復割引回遊券セット Bコース(ロープウェイ/カーレーター/展望閣)大人 1,200円/小人 750円
※各施設ごとの利用料金もあるので、詳しくは公式サイトをご覧ください。
所要時間
2時間ほど
駐車場
神戸市営須磨浦公園駐車場(約200台収容/有料)
※須磨浦公園駅ロータリー西側にあります。カーナビは、須磨浦公園駅に設定してください。
◆関連リンク
・須磨浦山上遊園 – 公式サイト
▼「須磨浦公園駅」から「波打ち際の海鮮食堂すま家」まで徒歩約3分
②「波打ち際の海鮮食堂すま家」でランチ

『波打ち際の海鮮食堂すま家』は、2024年11月にリニューアルした「神戸市立平磯海づり公園」内の「SUMAてらす」にある海鮮食堂です。
地元で水揚げされた新鮮な魚介類を使用した「海鮮丼」や、ラーメン、カレー、おでんなどが食べられます。
画像:公式サイトより
すま家おすすめは、神戸サーモン・まぐろ・しらす・いくらなど全部がのった「名物すま家丼(1,800円)」みたい。そのほか、「神戸サーモン丼(1,400円)」や「神戸釜揚げしらす丼(1,500円)」などもあります。※神戸サーモンは5月の新規水揚げまで販売停止
「須磨海苔味噌汁」もしくは「垂水わかめの味噌汁」と「地物佃煮」が付いていて、神戸の海鮮を思う存分味わえそうですね。
子ども用に「KIDSサイズ」もあって、おおむね半額くらいの価格設定なので、小さいお子さんにも利用しやすいんじゃないでしょうか。

飲食は、イートインスペースのほか「SUMAてらす」にあるテラス席も利用できます。海風を感じながらいただくのも気持ちよさそう。
3つのコンテナ型の飲食店もあって、スペシャリティコーヒー・ドーナツ・アルコールの販売もあるので、お口直しに立ち寄ってみるのもいいかもしれませんね。

釣りも体験したい!という場合は、4時間 大人1,200円(こども700円)で、見学だけの人は200円(こども100円)で入ることができます。※こども料金は6歳~15歳
釣り竿のレンタル(1,000円)などもあるので、家族で体験してみるのも思い出に残りそうですね。
住所
神戸市須磨区一ノ谷町5丁目地先
営業時間
4月~10月 10:00~19:00/7月~8月 10:00~20:00/11月~12月 10:00~18:00/1月~3月 10:00~17:00
休園日
火曜日・12月29日~1月3日
※7月21日~8月31日(夏休み期間中)無休
入場料
無料 ※各メニューにより価格設定あり
所要時間
1時間ほど ※釣りの時間は含まない
駐車場
神戸市営須磨浦公園駐車場(約200台収容/有料)
◆関連リンク
・SUMAてらす – 公式サイト
▼ 駐車場のある「須磨浦公園駅」まで徒歩約3分
▼「須磨浦公園駅」から「須磨海浜公園」まで車で約10分
③「須磨海浜公園」で遊ぶ
画像:一般財団法人神戸観光局より
『須磨海浜公園(須磨海岸)』は、広大な砂浜が広がっていて、穏やかな波が打ち寄せる公園です。須磨海岸のシンボルツリーとして愛されている「願いの椰子の木」もあって、リゾート感も。
遊歩道が長く続いているので、のんびり散歩も楽しめるほか、夏以外にもビーチバレーやバトミントンなど家族で遊べる場所として親しまれています。
ところどころ、ベンチなど座れる場所もあるので、海を見ながらゆっくりとした時間を過ごすのもいいかもしれませんね。

園内には、2024年に新しく設置された虹色の「BE KOBEモニュメント」も。神戸須磨シーワールドのすぐ西側にできた「BE KOBEひろば」にあります。
カラフルなブロックは、2023年5月に惜しまれつつも閉園した”スマスイ”こと「須磨海浜水族園」の象徴だった「大水槽」で使われていたアクリル板を再利用したものなんだとか。
よーく見るとところどころに「神戸」らしいシンボルマークが隠れているので、探してみるのも楽しそうですね。

ちなみに、須磨海浜公園ちかくにある駐車場は2つ。須磨ヨットハーバーの近くにある「須磨海浜公園駐車場(平日は最大料金あり)」と、次に紹介する松の杜ヴィレッジの近くにある「短時間利用者用駐車場(最大料金なし)」があります。
住所
神戸市須磨区若宮町1-3、須磨浦通1-1
営業時間
なし
入場料
無料
所要時間
1時間ほど
駐車場
松の杜ヴィレッジ近くにある「短時間利用者用駐車場」/須磨ヨットハーバーの近くにある「須磨海浜公園駐車場」(有料)
◆関連リンク
・須磨海浜公園 – 公式サイト
▼「松の杜ヴィレッジ」まで徒歩数分
④「松の杜ヴィレッジ」のカフェでゆっくり休憩

『松の杜ヴィレッジ』は、須磨海浜公園内にある、レストランやカフェ、スポーツ店などのお店が集まる複合施設です。
芝生広場やバスケットコート、子ども向けの遊具などもあるので、子どもと一緒に遊べる場所にもなっています。

今回は、籐(ラタン)でできたランプシェードやサボテンの装飾などで異国感を味わえる、アメリカ西海岸の海辺に佇むテント小屋をテーマとした「YURT CAFE&BBQPARK」へ。
店内は結構広めで、カフェ利用向けのわんちゃんOKな「テラス席」もあるので、家族連れにも嬉しいですね。
画像:公式サイトより
メニューは、パスタやハンバーガー、ワンプレートランチが楽しめるほか、パンケーキ・アサイーボウル・スコーンなどのスイーツ系、季節限定のドリンクやデザートシェイクなどがあります。
そのほかカフェ系だと、『松の杜ヴィレッジ』には「スターバックスコーヒー」やベーカリーカフェ「BREAD FLAVOR」なども。コーヒーをテイクアウトして、園内のベンチで海を見ながら過ごすのもいいかもしれませんね。
実際に『松の杜ヴィレッジ』をぶらりと散策して、カフェタイムを楽しんでいる記事もあるので、参考に見てみてくださいね。
住所
神戸市須磨区須磨浦通1-1-1
営業時間
11:00~21:00(LO 20:00)
※1月2月は営業時間が異なりますので、詳しくは公式サイトをご確認ください
入場料
無料 ※各メニューにより価格設定あり
所要時間
1時間ほど
駐車場
須磨ヨットハーバーの近くにある「須磨海浜公園駐車場」/松の杜ヴィレッジ近くにある「短時間利用者用駐車場」(有料)
◆関連リンク
・YURT CAFE&BBQ PARK | ユルト カフェ&バーべキューパーク 須磨店 – 公式サイト
▼「綱敷天満宮」まで車で2分(徒歩約10分)
⑤「綱敷天満宮」でかわいい御朱印も
画像:一般財団法人神戸観光局より
「松の杜ヴィレッジ」から西側に徒歩約10分、車だと2分ほどのところにある『綱敷天満宮』。学問の神様として知られる菅原道真公を祀る神社で、須磨区を代表するパワースポットです。
御祭神の使者とされる牛や、5歳の菅原道真公の像と一緒に「梅」の写真を撮ることができ、梅の名所として知られていますが、境内には立派な桜の木も。神社のゆったりとした雰囲気の中、「枝垂れ桜」なども楽しめます。
画像:公式Instagramより
「月替り御朱印」や、色付きの絵も入っている「見開き御朱印」といった御朱印のほか、近くにある須磨シーワールドとかけた「幸(シャチ)守り」や、「誕生花守り」などをいただけるのも魅力の1つ。
いろいろな種類があるので、須磨海浜公園のエリアに来る際は、立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
住所
神戸市須磨区天神町2-1-11
営業時間
なし
入場料
無料 ※各授与品により価格設定あり
所要時間
30分ほど
駐車場
あり(約20台・無料・9:00~17:00)
◆関連リンク
・綱敷天満宮 – 公式サイト
いかがでしたか?今回は、須磨の海と山を満喫する絶景コースをご紹介しました!春ならではの桜も楽しめるスポットもあるので、お花見がてらのおでかけにもおすすめですよ。
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ゆう
神戸で生まれ育った神戸っ子。趣味は、自然に癒やされながらの散歩とサイクリング。プリンが大好物のよく笑う人です。
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