幕末の開港にともない、神戸では外国人との紛争がいくつかありました。入口の左手には「神戸事件」の犠牲となり、切腹した備前藩士・滝善三郎の慰霊碑が。
阪神・淡路大震災で倒壊した「鐘楼堂」は、平成30年に再建。つり下げられた梵鐘には、当時の傷が今も残っています。
平安末期に平清盛が亡くなった際、能福寺能福寺の寺領内に墓処として平相国廟が造立されたそうで、こちらは昭和55年に再建されたもの。
2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』で主演を務めた松山ケンイチさんもここを訪れていました。
兵庫大仏のすぐそばに建てられた「當勝(とうかつ)稲荷堂」は、文字通り勝負運にご利益のあるお稲荷さん。こちらも阪神・淡路大震災で破損した後、再建。
「當勝(とうかつ)」は訓読みで「まさに勝つべし」となるそうで、勝ち運に通じるとのこと。おみくじもあるので、勝負事をする時にいいかもしれません。
おみくじを結ぶという行為は「神様との縁を結ぶ」ことが由来とされてるみたいで、ここでは自分の干支の下におみくじを結びつけます。
こちらは兵庫大仏の横に安置されている「聖観音」。あまり見たことのない独特のルックスに戸惑ったり、左手に持つ何かが気になったり。
記念講堂の入口脇に並べられていたのは「平家源氏将兵戦没者五輪供養塔」。境内から出土した、鎌倉時代のもののようです。
檀家しか本堂に入れないそうです。
巡礼寺院なのに御本尊が拝めないのです。
本堂の扉も閉まっているので遥拝も出来ません。
ホームページに記載するとか配慮が足りません。
謎の石材は、たぶん石臼ですね。東灘には粉を挽く石臼が沢山ありました。
ここは、三宮神社前でおこった 神戸事件 の結末を知ることができるところです。