王子公園にできる大学は「関学」にほぼ決まったみたい。レストランや図書館など学外の人も利用OK

再整備される王子公園の敷地に、関西学院大学が帰ってくることになるようです。

神戸市灘区王子町2-1-1

王子公園の再整備については、2021年末に示された「素案」への反対の声が大きく上がり見直され、昨年末には修正された案をもとに基本方針が作られています。

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2022年6月16日

大学に関しては「関学」だけが応募し審査が行われていましたが、今回、優先交渉権者になることが無事決まったそうです。

関学は1889年「原田の森」（現在の王子動物園のある場所）で創立し西宮に移転してますので、ただいまって感じになります。

大学ができる場所は、赤で囲われた阪急 王子公園駅の目の前の場所。いまは「王子スタジアム」があるところです。

関学の提案内容を見ると、ここに3棟の校舎が建ち、通う学生は「4000人」程度が想定されてます。 

外観は、緑豊かな景観と調和するキャンパスで、学べるのは「文理融合」の内容で世界から学生を集めたい考え。

※レストランのイメージ

「どこからでも入れる公園のようなキャンパス」もテーマで、いろいろな施設が開放されるそう。

例えば、 眺望を楽しみながら食事を楽しめるレストランを作り、「学生以外の人」も利用もOKに。

開放予定の施設
レストラン、カフェ、食堂、まちライブラリー（図書館）、庭、テラス、ホール、アリーナ、チャペルなど

飲食店といえば、王子動物園も再整備で来園者以外も利用できるランチスポットの設置が検討されてます。食の選択肢がいろいろ増えそうです。

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2022年12月24日

また、学生以外の人が学びの楽しさに目覚める場所にもなるよう、社会人向けの教育プログラムや生涯学習プログラムが作られるみたい。

今後、2026年度末に関学に土地が引き渡され、王子キャンパスの開設は「2029年～2031年頃」の予定※全体の再整備の進捗状況などで変動。

4000人もの人が日々行き交う大学ができた時、街はどんな風に変わっていくんでしょうか。

◆関連リンク
・関西学院大学 – 公式サイト