以前の記事はコチラ↓↓
- インドネシアでも肝移植患者が3人死亡してた模様。「神戸国際フロンティアメディカルセンター」の院長が関わる。(2015年05月11日)
- ポーアイの専門病院「神戸国際フロンティアメディカルセンター」で生体肝移植後に7人中4人が死亡した模様。(2015年04月15日)
患者の死亡が相次ぎ、すでに診療を停止し経営難になっていましたが、支援者を探している状態でした。ただし、支援者が見つからず破産手続きを開始することになったそうです。
現在ホームページを確認しますと、トップページにこんな掲載がありました。
患者の皆様へ現在、諸般の事情により病院事業を縮小させていただいております。ただいま外来日等、調整をしておりますので暫くお待ちください。ご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。
お問い合わせ先 info@kifmec.com
消化器疾患治療の専門病院として2014年(平成26年)11月17日に開設されたばかりで、2015年(平成27年)4月には死亡事例が発覚していますので、正常に運営された期間というのはほぼなかったんじゃないでしょうか。
生体肝移植の第一人者である「田中紘一」理事長を中心に運営/移植手術をしたそうですが、10人の患者に移植を行い、そのうち7人が1年以内に死亡したとのことです。
ほぼ失敗している手術ということになりますので、何があったのかを知りたいところです。
↑にも書いてある通りですよね。
他の病院で諦められたかたの最後の砦といっても過言ではなかったのにあのような片寄った報道に惑わされて閉鎖とは、同業者として悲しいことです。
その移植手術は元々成功率や生存率がものすごく低い難しいものなんです。
だから、病院だけに責任があるわけではないのです。
あれだけテレビで叩かれたのは病院には気の毒でした。