温泉街の中にある『有馬玩具博物館』は、オトナもハマる、おもちゃと遊べるミュージアムだった

からくりの仕掛けとジオラマの緻密さにびっくり

4階に降りると『サンダーバード』の登場人物が展示されていました。ドンピシャな世代でなくても知っている人気キャラですので、ちょっとテンションが上がってしまいます。

また、同じケースの中に日本人形が並んでいたりするのですが、こういうのは他では見られない組み合わせなんじゃないでしょうか。

このフロアのテーマは「現代のからくり オートマタ」ということで、いろんな仕掛けで動くおもちゃが展示されています。

中にはボタンを押すと動くものもあるのですが、予想外の動きをしたり、時代を感じさせるユーモアが込められていたりして結構楽しめます。

もちろん日本のからくり人形も展示されてます。着物の中が思った以上にメカメカしくて、昔の職人さんへのリスペクトが止まりません。

こちらは『有馬玩具博物館』の創始者のひとりである加藤裕三氏の作品。彼はグリコのおまけのおもちゃをデザインしていたことから、それらも一緒に展示されています。

加藤氏と一緒に『有馬玩具博物館』をつくった西田明夫氏の作品も。動くおもちゃ「オートマタ」の作家だった彼らしい、とても緻密で夢のある逸品。

ほかにも現代のオートマタ作家による作品が並んでいて、どんなふうに動くのか見てみたくなります。

そして最後のフロアである3階へ。ここの目玉はなんといってもこのジオラマです。鉄道模型メーカーであるメルクリン社のものですが、スケールと精度がスペシャル過ぎ。

展示自体が360度どこからでも見られますし、アクリル板などで仕切られてたりもしません。なんなら、これをじっくり見るために来る人もいるんじゃないでしょうか。

建物の細かい部分や植え込み、小さい人間までリアルで緻密に作り込まれています。クオリティが高いだけでなく、ドラマ性みたいなものも感じられるので見ていて飽きません。

そばにある棚には鉄道模型がいっぱい。NゲージにOHゲージと、説明付きでしっかり展示されてます。

このフロアのテーマは「鉄道模型とブリキのおもちゃ」なので、こういう展示にも力が入ってます。

カラフルなキャラクターがこれだけ集まると、なかなかの迫力。しかも、状態の良いものばかり。ビジュアル的に「時代を感じさせる」といえばそれまでですが、今の時代には出会えないテイストにグッときます。

ブリキのおもちゃはバリエーションが豊富で、ロボットや車以外にも船、飛行機、バイクなどが展示されていました。結構細かい部分まで表現されていて、味もあるし、今でも愛される理由がわかる気がします。

 

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神戸ジャーナル 編集部

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