神戸市がエンジニア創出事業を実施予定。プログラミングサロンやエンジニア育成プログラムを支援

エンジニア イメージ

神戸市が2021年度、全国的に不足しているエンジニアの育成を支援するエンジニア創出事業を実施予定です。

若年層を対象としたコミュニティ形成の推進や、世界最先端のエンジニア育成プログラムへの参加、インターンシップなどさまざまな機会を提供・支援し、神戸から新規ビジネスの創出が続く「ビジネスエコシステム(事業生態系)」の確立を目指します。

事業内容は次の3つです。

1.プログラミングサロンの運営

神戸市在住・在学・在勤でプログラミングを学ぶ若者を対象としたコワーキングスペースやイベントスペースを運営します。

これによりエンジニアのコミュニティを可視化するとともに、コミュニティ同士のネットワークを育成する目的があります。

市内の高校生・高専生のコミュニティ形成や、4月に開業する神戸三宮阪急ビル内の知的交流拠点「アンカー神戸」の活用を想定しているようです。

三宮の「神戸阪急ビル東館」15階に『ANCHOR KOBE(アンカー神戸)』ってスペースができるそう。企業・大学などが集まる交流拠点に

2020年11月11日

2.グローバルエンジニア育成プログラムへの参加支援

エンジニアとして活躍する神戸市在住・在学・在勤の若者を対象に、世界最先端のエンジニアが参加するエンジニア向け講座や育成プログラムへの参加を支援します。

10名程度を支援予定で、面談等による審査を経て決定し、講座の受講やそれにかかる費用の補助を行う予定。

対象となるプログラムについては、MIT・スタンフォードなど世界各国の著名大学が提供するオンラインを含む講座を想定しているとのことです。

 

 

3.インターンを受け入れる企業とエンジニア人材のマッチング

インターンの受け入れを介して、神戸市が支援するスタートアップ(成長型起業家)を中心としたエンジニアコミュニティと優秀なエンジニアとのネットワーキングの機会の創出を支援します。

インターンは、短期間集中的に開発作業を行いプログラミング技術を競う「ハッカソン」や、テーマに対してディスカッションなどを行いアイデアを生み出す「アイデアソン」などをはじめ、自由な形式での実施を想定しているとのことです。


起業に必要な人材や技術・資金が東京に集中する中、神戸の若い世代を育成しエンジニアを育てることで、神戸からの起業を促したいとしています。

現在運営事業者を募集中で、2021年5月上旬から事業がスタートする見込みです。

◆関連リンク
神戸市 – トップ

 

この記事を書いた人

かすみ

家族で食べ歩いたり踊ったりしています。

ライター一覧

コメントを残す

日本語が含まれないコメントは無視されます。コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は承認されません。