子どもと一緒に外遊びをしたり、大人もサッカーや野球、バスケットボールなどを楽しんだりと、太陽の下でスポーツを楽しむには公園が最適。
緑豊かな広々とした公園や、カフェなどの施設を併設した憩いの場、また歴史的な背景があるスポットなど、公園それぞれ特色があります。
今回は、神戸の中心街である三宮・元町エリアで、駅から徒歩圏内で行ける公園を6カ所ご紹介します。
- 【三宮】東遊園地
- 【三宮】みなとのもり公園
- 【三宮】生田川公園
- 【三宮】HATゆめ公園
- 【元町】花隈公園
- 【元町】みなと公園
【三宮】東遊園地
三宮の公園といえば『東遊園地』。各線 三宮駅から海側に歩いて徒歩10分ほど、神戸市役所の南隣、フラワーロードの西側に広がる神戸市管理の都市公園です。
2023年4月にリニューアルオープン。芝生ひろばやガーデンステージ、ウッドテラスなど、北側園地が再整備されてオープンスペースになりました。
2023年6月1日~7月上旬は、神戸全体で子育てに取り組む思いを込めた「こどもっとKOBEロゴマーク」のデザイン
神戸市営地下鉄海岸線の駅名「三宮・花時計前」の”花時計”があるのもここ。日本初の花時計なのだとか。デザインはイベントなどに合わせて定期的に変更されていて、これまでのデザインは神戸市公式サイトで見られます。
新しくなった東遊園地は芝生エリアだけでなく、ベンチやテーブル・イスが置かれているエリアも多いので、つかれてもすぐに休憩できそう。公園の中央にはカフェ&レストランがあり、店内でランチが食べられるほか、ソフトクリームなどのテイクアウトもできます。
毎年1月17日に開催されてる「阪神淡路大震災1.17のつどい」の会場で、公園内の一角には、犠牲者の名前を刻んだプレートが納められている「慰霊と復興のモニュメント」があります。
また、震災の記憶を後世に語り継ぐ行事「神戸ルミナリエ」ではメイン作品の会場にも。コロナ禍で中止となり、代替イベントが分散開催されていましたが、4年ぶりに開催されることになりました。
住所
神戸市中央区加納町6-4 MAP
◆関連リンク
・東遊園地 KOBE EAST PARK – 公式サイト
・阪神淡路大震災1.17のつどい – 公式サイト
・神戸ルミナリエ – 公式サイト
【三宮】みなとのもり公園
画像:Instagramより(@s_o____u)
東遊園地よりも敷地面積が広く、スケートボード場などユニークなスポーツ施設がある『みなとのもり公園』(神戸震災復興記念公園)も、各線 三宮駅から海側に歩いて10分ほどのところにある公園です。
JR貨物 神戸港駅の跡地にできた都市公園で、2010年にオープンしました。ポートライナーや高速道路などの高架下から海にかけて広がっていて、大きな芝生広場があるのが特徴。芝生広場の外周はランニングコートになっているのでジョギングやウォーキングも。
画像:Instagramより(@shingonta25)
ほかにもインラインスケートやバスケットボールなどの専用コートがあって、スポーツするのにぴったりな公園ですね。
画像:Instagramより(@novinovi9696)
公園の一角にある「ハーブガーデン」では、毎月第3土曜日にハーブ教室が開催されてます。ハーブソルトの仕込みやハーブティーのブレンド(飲み比べ)、冬にはクリスマスリース作りなどが体験できるみたい。参加費用はハーブティー付きで1,000円です。
住所
神戸市中央区小野浜町2 MAP
◆関連リンク
・神戸市:みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園)について – 公式サイト
・みなとのもり公園ハーブガーデン – 公式Facebook
【三宮】生田川公園
画像:Instagramより(@masaki_msk)
各線 三宮駅からJR・阪急の高架下沿いに春日野道方面に歩くと、徒歩12分ほどのところに「新生田川」があります。その川沿い、生田川河川敷にあるのが『生田川公園』です。市営地下鉄 新神戸駅からHAT神戸までの約1.6kmにわたる公園で、HATエリアにある公園は「HATゆめ公園」と呼ばれてます。
画像:Instagramより(@ohno7010)
桜の名所で、桜並木は「ぬのびき花街道」とも呼ばれているのだとか。春は「さくらまつり」が開催されていて、模擬店や紙芝居などの催しものも。夜はライトアップされた夜桜も見られます。
画像:Instagramより(@bon1130)
川に下りられるので、夏は青空の下でのびのびと水遊びできるのもうれしいポイント。また公園の広場には遊具があるので子どもを連れて遊びやすい公園ですね。
新神戸駅前広場・生田川公園では再整備が計画中で、海側から続く「フラワーロード」の起終点・桜の名所として生まれ変わるそう。再整備計画は2023年度中に設計・工事をスタートして、2024年末に実現するみたい。
住所
神戸市中央区若菜通6-5 MAP
◆関連リンク
・都心・三宮再整備 KOBE VISION – 公式サイト
【三宮】HATゆめ公園
画像:Instagramより(@20solskjaerlegend)
市営地下鉄 新神戸駅から続く「生田川公園」の一部で、生田川と阪神高速の「生田川料金所」交差点を海側に歩いたところにあるのが『HATゆめ公園』です。各線 三宮駅からだと徒歩15分ほど。
画像:Instagramより(@20solskjaerlegend)
かつて川崎製鉄の工場があったエリアにできた公園で、当時使われていた機械部品「フライホイール」や「レンガ造りの下水道」がモニュメントとして残されています。神戸港の歴史を感じられますね。
画像:Instagramより(@kobe_mamafre_official)
遊具の数は少ないものの、ハゼデザインのカラフルな遊具や大きなすべり台など子どもが喜びそう。死角が少ないので、小さな子ども連れでも安心して遊ばせてあげられます。
公園北側は広々とした多目的グラウンドがあり、ボール遊びやバドミントンなどで楽しむ人も。南側にはランチやピクニックができる芝生広場と公衆トイレがあります。
海が近いので潮の香りがするのもこの公園の特徴。三宮の中心街からは少し離れているので、海を眺めながらゆっくりできます。夜も明るいのがうれしいところ。
住所
神戸市中央区脇浜海岸通3-3 MAP
【元町】花隈公園
画像:Instagramより(@sm102748335)
JR 元町駅から花隈方面に歩いて5分ほど、阪急 花隈駅からだと徒歩すぐのところにある『花隈公園』は、かつて花隈城の本丸があったとされる場所だそうで、城跡をイメージした石垣造りが目を引きます。
遊具やベンチはありませんが、駅に近いのでちょっと休憩したいときに良さそう。広場の真ん中には一段高いところに展望台があって、三宮・元町から神戸方面まで広く見渡せます。
画像:Instagramより(@markbristow4195)
桜の時期はお花見スポットとしても人気で、広場ではレジャーシートを広げてお花見してる人も多いみたい。電車を見ながら桜を楽しめるので写真撮影が好きな方にも。
目の前のJR高架下には、2022年秋にオープンした新しいエリア「モトコー3区」があります。
住所
神戸市中央区花隈町1-1 MAP
【元町】みなと公園
画像:Instagramより(@je6vrd)
浜手幹線沿いにある『みなと公園』は、JR 元町駅から徒歩10分、市営地下鉄海岸線 旧居留地・大丸前駅からだと「メリケンロード」経由で徒歩7分ぐらいのところ。「大阪湾水先区水先人会」の建物が隣接しています。
画像:Instagramより(@kaorin_shan)
訪れる人は少なめでこぢんまりした公園ですが、ベンチがあるのでランチなど休憩に良さそう。また突堤に近く、潮の香りを感じられるので、人混みを避けてのんびりできるかも。
実は神戸の歴史的スポットのひとつ。かつてこのあたりには、勝海舟が所長を務めた「神戸海軍操練所」があったそう。坂本龍馬などが学んだそうですよ。公園内には、海軍操練所で学んだあと第4代兵庫県知事になり、のちに伊藤博文内閣の外務大臣として活躍した「陸奥宗光」をたたえる石碑などもあります。
画像:Instagramより(@kentaro_kasho)
公園を東側に出て道路を挟んだ向かい側には、大きなイカリ形の史跡「神戸海軍操練所顕彰碑」があり、その歴史に触れることができます。
住所
神戸市中央区波止場町1 MAP
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三四公園(北長狭通3) 気持ちが落ち着く