東灘区の憩いの場「住吉川 清流の道」を歩いてみた

住吉川は六甲山最高峰付近に源を発し、いくつもの渓流を集めて南下、大阪湾へと注いでいます。その中流から下流にかけて両岸に続く遊歩道は「清流の道」と呼ばれ、川のせせらぎを感じながら散歩やジョギングを楽しむことができる人気スポットの1つです。

自然の音に耳を傾けたり、野鳥を探したりしながら、きれいに整備された片道約2.5kmの道をのんびりと歩いてみました。


神戸市東灘区西岡本6-11-21

川と阪神電車が交差する魚崎駅からスタート

今回利用したのは阪神電鉄の魚崎駅。「清流の道」の終着地にほど近い場所にあるので、ここからスタートします。

まずは改札を出てすぐ右へ。ちなみに右前方へ進むと六甲ライナー「魚崎駅」への連絡路もあります。

階段を降りて左へ出たところ。道路沿いに桜の木が植わっています。寒い時期はこんな感じですが、春にはお散歩花見が楽しめるちょっとした桜スポットですね。

道路沿いには階段があって、遊歩道に降りることができます。とりあえず川沿いを南端まで下って、そこからスタートしましょう。

当たり前ですが、川を南まで下りきると完全に海です。奥に見えるのは六甲アイランド大橋で、阪神高速の湾岸線も通ってたりします。

 

 

ちなみに遊歩道の最南端はこんな感じ。河口にほど近く、満潮時には海水が流れ込んでくるため、ウナギやカレイ、スズキなどの海水魚が見られることも。

住吉川は水質が良く、エサも豊富にあることから、セキレイやカワセミ、メジロなどの野鳥が観察できるスポットとしても意外と知られてたりします。

実際、「えっ、こんなとこに?」と思うような場所にもシャッターチャンスを狙う人がチラホラ。

観察ポイントを聞いてみると…いました! カワセミです。さすが、通ってる人は見る場所が違いますね。

お邪魔にならない程度に話しかけるといろいろ教えてくれたりしますので、人との触れ合いを楽しむのもいいかもしれません。

住吉川のアイドル、カルガモたちにも出会えました。住吉川はカルガモが1年を通じて生息していて、遊歩道を行き交う人々の心を和ませてくれます。

冬にはオナガガモ、ヒドリガモの姿が見られ、カモワールドみたいになってることもあるようですが、5~6月頃にはカルガモの親子も現れるとのこと。

鋭い目つきで獲物を狙うアオサギを発見。サギもいろいろいるようで、ダイサギやコサギにも出会えます。

 

この記事を書いた人

神戸ジャーナル 編集部

ライター一覧

コメントを残す

日本語が含まれないコメントは無視されます。コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は承認されません。